学級崩壊する先生の4つの特徴と学級崩壊を防ぐために親ができること ( 3 )

子供のネガティブな感情を受け入れよう

昨今、感情を抑えきれずに「キレる」子供が増えています。クラスの中で怒りを暴発させ、先生がその子供にかかりきりになっているために、授業継続が困難になることがしばしばあります。

そもそも、感情にはポジティブなものとネガティブなものがあり、その双方を行き来するのが普通です。子供は、ネガティブな感情を大人に受け入れてもらい、それを言語化することによって少しずつ感情をコントロールする方法を覚えていきます。しかし、大人は子供に「いい子」であることを求めるがあまり、ネガティブな感情を持つことを否定してしまいがちです。

子供が自然と持つ感情をそのまま受け入れ、共感してあげましょう。それだけで子供の気持ちは落ち着きます。その上で、感情を行動と切り離して対処することを教えましょう。

子供は親の鏡。口癖に気を付けよう

「どうせ○○だから」「だから言ったでしょ」「○○のせいで」などと、子供の失敗を批判していませんか? 子供は失敗を繰り返して成長していきます。失敗を許されずに育った子供は、他人の失敗も許容することができません。学校という集団生活の中では、お互いの失敗を補いながら成長していく場であるにもかかわらず、他人の揚げ足取りばかりするようになってしまいます。

まとめ

子供のクラスが危ないと思ったら、まずは先生に積極的に声をかけてみてください。早い段階で保護者が自発的に支援グループを立ち上げ、朝の時間に読み聞かせをしたり、授業の支援に入ったりすることで子供が落ち着き、大事には至らなかった例がたくさんあります。

担任の先生が耳を貸さないタイプの場合、校長先生に働きかけ、学校ぐるみの支援体制を整えてもらいましょう。事態が深刻化する前に動くのが、解決への早道です。

参考
教員勤務実態調査(平成28年度)の分析結果及び確定値の公表について(概要)|文部科学省学級運営等の改善を図るための指導事例集|埼玉県教育委員会
第70回 子どもたちの声から「教師」の仕事の意味と魅力を考える-HATOプロジェクト・教員の魅力プロジェクト「教員のイメージに関する子どもの意識調査」より|ベネッセ教育総合研究所
須藤康介『学級崩壊の社会学』|明星大学研究紀要—教育学部 第5号 2013年5月
大喜多 元『児童のネガティブな感情表現に対する養育者による受容感の影響 ―感情の社会化の観点から学校生活への適応を考える―』|大阪総合保育大学紀要 第12号
学級崩壊するクラス、教師の特徴~クラスと授業に思いがあれば~ |ユメザス
気をつけて!学級崩壊が起こる教師の特徴9選!|元教師が教える教員採用試験一発合格への道
【学級崩壊】学級崩壊を起こす先生 4つのタイプ |o-kado.com
子どものクラスが学級崩壊になったらどうする?|学研キッズネット
5月は「学級崩壊」の兆しに注意、保護者ができるサポート|Rese Mom
「荒れるクラス荒れないクラス」鍵は保護者だった|livedoor NEWS

この記事をかいた人

Sachiko

海外在住20余年、子育て・教育ライター。明治大学政治経済学部卒業。中国へ2年間留学。中国北京の日系広告会社で営業マネージャー。 結婚・出産後、北京で専業主婦。夫の転勤に同伴したフィジーで、アジアの女性のためのソーシャルグループ代表を務め、文化交流イベントを企画運営。2018年より、インド・デリー在住。ライターとして活動を始める。中国語HSK6級。TOEIC945点。中国生まれ、フィジー育ち、デリーで思春期を迎えた1人息子の母。 中国時代から共に過ごす老犬の介護中。