学級崩壊する先生の4つの特徴と学級崩壊を防ぐために親ができること

担任の先生によって、クラスの雰囲気は大きく変わるものです。子供たちから信頼されない特徴を持つ先生が担任のクラスでは、雰囲気が次第に荒れてきます。授業が成立しない「学級崩壊」の状態になると、クラス全員の子供が影響を受けます。では、どのような先生に学級崩壊の危険性があるのでしょうか。

学級崩壊する先生に見られる4つのタイプ

人の言うことに耳を傾けない絶対君主型

過去の成功体験に依存し、目の前にいる子供の姿を見ようとしない先生は、子供の信頼を得ることができません。自分の考え方に固執し、子供の話に耳を傾けず、反抗的な子供には威圧的な態度で接します。このような「絶対君主型」の先生に対し、子供たちは最初は服従する姿勢を見せるものの、いつか我慢しきれなくなります。そうなると、一斉に統制が取れなくなり、学級崩壊に陥ります。

このタイプの先生は「私のクラスのことは私に任せて下さい」という姿勢で、自分のクラスの問題を共有したがらない傾向があります。他の先生の意見を「干渉」ととらえ、耳を傾けません。閉鎖的なクラスの中で問題は徐々に大きくなり、手がつけられなくなる可能性があります。

子供の反感を恐れる友達型

子供たちに嫌われたくないからと、きちんと子供に指導できない先生も、子供に信用されません。学級運営のためには最初にクラスのルールを決め、いったん決めたルールは徹底することが必要です。断固とした態度をとるべきときに、優柔不断な姿勢を見せると、子供たちはルールを守らなくなります。

子供たちはときに悪いこともしますし、わがままも言います。しかるべきときにはきちんとしかることが、すなわち「先生は子供たちのすることをきちんと見ている」というメッセージにもなります。悪いことがまかり通るクラスでは、子供たちは安心して過ごすことができません。

子供に無関心な放任主義型

教師としての経歴は長くても、子供に対して無関心な態度をとり、授業に工夫のない先生も信用されません。何十年も同じことを繰り返して情熱を失ってしまい、教科内容を「伝える」ことに終始し、子供に「伝わったかどうか」には注意を払いません。子供にとってこのような先生の授業を受けることは、分からない念仏を聞かされているのに等しいでしょう。

2014年のベネッセ教育総合研究所の調査で、子供たちが尊敬する先生について聞いたところ「授業がわかりやすい先生」「わかるまで教えてくれる先生」が上位となりました。つまり、教師の本分である「教える」ことに工夫を怠らず、子供に伝わる授業をしている先生には、子供は自然と信頼を寄せいきます。

(参照元:第70回 子どもたちの声から「教師」の仕事の意味と魅力を考える-HATOプロジェクト・教員の魅力プロジェクト「教員のイメージに関する子どもの意識調査」より|ベネッセ教育総合研究所