春先や秋ごろにある遠足。「どんなお弁当を作ったらいいの?」と悩む方も多いのではないでしょうか。今回は幼稚園の遠足におすすめしたいお弁当のレシピや、お弁当を作る際の注意点についてご紹介します。
もくじ
幼稚園の遠足、お弁当作りのポイントとは
遠足のお弁当は、通常のお弁当とは違い、子供の食べる環境が大きく異なります。外で食べる場合もありますから、味以上に食べやすさがポイントになることもあるでしょう。お弁当作りというと、見た目へのこだわることも大事ですが、栄養バランスや食べやすさ、お弁当のサイズにも気を遣う必要があります。それでは、子供の遠足のお弁当作りのポイントについて、具体的にご紹介します。
食べやすいサイズ
遠足のお弁当作りでもっとも大切なのが、「子供にとってお弁当のおかずが食べやすいかどうか」です。遠足では、レジャーシートなどに座って食べることも多いですが、園児の場合はお弁当箱を片手に持って食べるのではなく、レジャーシートにお弁当箱を置いたまま食べることも考えられます。スパゲッティや春雨サラダなどの麺類は、フォークなどですくっても口に運ぶまでに落としてしまう可能性があるため、遠足のおかずとしては不向きかもしれません。
いつもとは違った体勢でお弁当を食べることを考慮し、持ちやすい小さなおにぎりや、一口サイズのサンドイッチなど、手づかみで食べられるおかずの方が、子供もスムーズに食べられるでしょう。また、おかずや副菜はあらかじめ小さなサイズに切るようにし、つまようじやお弁当用のピックなどを刺しておけば、より食べやすくなるでしょう。
食べられる量を意識する
子供が食べられる量は、年齢によって異なります。3歳から5歳の園児の場合は、メインとなるご飯の量が80g~120g程度になるようにし、その他にたんぱく質などの主菜を1種類、副菜は2種類ほどを目安に、食べ切ることができる量を意識して少なめに作ってみましょう。
園児のお弁当箱の容量は、約300ml~500mlが一般的なよう。食べられる量を確かめながら、おかずの量を増やしていきましょう。お弁当箱が空になれば、子供も「食べることができた!」と自信を持つことができます。遠足では動き回ってお腹が空くかもしれませんが、食べやすいサイズで、ちょうどいい量のおかずになるよう心がけてみましょう。