アロマや音楽でリラックスする
イライラしがちな気分を落ち着かせる効果があるといわれているのが、アロマや音楽です。「暗い寝室で赤ちゃんが泣きやむのを待っていると、気持ちが滅入ってくる」という方は、好きなアロマの香りを使ってリラックスすることで、気持ちをリフレッシュさせる効果が期待できます。
好きな香りに包まれると、暗い気持ちやイライラしがちな気持ちを落ち着かせることができますし、最近では小さなアロマディフューザーなどもたくさん売られています。赤ちゃんには刺激が強い種類もあるので、アロマが好きな方は、アロマショップで相談してから慎重に購入したほうがいいでしょう。イライラしがちな気分には、リラックス効果の高いカモミールやラベンダーがおすすめといわれています。
また、何をしても泣きやまない場合は「こうなったら気長に待つことにしよう」という気持ちに切り替え、好きな音楽をイヤホンで聞くのもおすすめです。片耳だけイヤホンを付ければ、赤ちゃんの変化にもすぐに気付くことができますし、寝かしつけの時間をリラックスする時間として活用することができます。
読書で気分転換をする
赤ちゃんと添い寝しながら夜泣きを落ち着かせていると、片手が空くことがあります。背中をトントンしたり、体をさすってあげながら、空いた片手で読書をするのもおすすめです。仮にスマホで本を読むという場合は、スマホのブルーライトは赤ちゃんにとって刺激が強いので要注意。赤ちゃんから見えない角度で操作しましょう。
暗い部屋で本を見ると視力の低下につながりますので、あくまで気分転換として、好きな雑誌や本を片手に数分間、気分を落ち着かせてみましょう。
パートナーに交代して相手をしてもらう
赤ちゃんを寝かしつけするときや、ひどい夜泣きに遭遇すると「どうして自分ばかり」とイライラしてしまうこともあるかもしれません。そんなときは、思い切ってパートナーに「手伝ってほしい」と伝えるようにし、寝かしつけを分担しましょう。
パートナーによっては、「子供の夜泣きを対応するのは自分ではない」と思っている場合もあります。子供を寝かしつける際、パートナーが家にいる場合は、曜日や時間帯などで寝かしつけを分担するのもいいでしょう。子供の夜泣きが深刻なストレスになる前に、家族やパートナーと話し合い、協力し合える環境を整えましょう。
少し放置してみる
海外では、赤ちゃんのうちから寝室を別々にして寝かせているという家庭が多く、「夜泣き」そのものの概念がない国もあるといいます。空腹やオムツ交換など、赤ちゃんが泣いている理由が具体的に思い当たらない場合は、5分から10分程様子を観察しながら放置してみるのも一つの方法です。赤ちゃんの睡眠サイクルは大人と比べると未発達で、浅い眠りが多く、すぐに起きてしまうという特徴があります。
少し放置すると、自然と赤ちゃんが一人で眠る訓練にもなります。夜泣きをしたからといってすぐに抱き上げるのではなく、時には近くで様子を観察し、放置してみましょう。