赤ちゃんの夜泣きは放置してもOK!?夜泣きの対策とは? - cocoiro(ココイロ) - Page 2

夜泣きを放置した場合に赤ちゃんに与える影響

欧米では習慣化している「夜泣きの放置」ですが、夜泣きを放置した場合は赤ちゃんにどのような影響を与えるのでしょうか。具体的にご紹介します。

赤ちゃんが「一人で眠ること」を覚えるようになる

夜泣きをするたびに赤ちゃんをあやすと、赤ちゃんも「それが普通だ」と感じるようになります。しかし、あえて夜泣きをして放置する場合では、しばらくすると自然に泣きやむようになり、一人で眠ることを赤ちゃんが覚えるようになります。最初はすぐにあやしに行けずに不安に感じるかもしれませんが、夜泣きをしばらく観察して見守ることで、赤ちゃんにとっても親にとっても、精神的な負担を軽減することにつながります。

睡眠不足のストレスが軽減する

夜泣きがひどいと、なかなか眠る時間を設けることができず、睡眠不足になりがちです。しかし、夜泣きを放置することで、ママやパパも睡眠不足が解消され、赤ちゃん自身も自分で眠れるようになることで、睡眠の質が向上する効果も期待できます。

夜泣きを放置する手順

夜泣きを放置することは、何もせずに放っておくという意味合いではありません。泣いている原因が空腹やオムツではないと分かった場合は、泣いている赤ちゃんの近くで、まずは様子を見守ることから始めていきます。見守る際はお腹や胸などを優しくたたいてみたり、手を握るなどして赤ちゃんを安心させてながら見守るのがいいでしょう。それでは夜泣きを放置する手順について詳しくご紹介します。

まずは5分から10分様子を見る

夜泣きを放置するといっても、1時間などの長時間放置してしまうと、逆に赤ちゃんにとっては不安が強くなってしまうかもしれません。まずは、夜泣きが始まったら5分から10分程度、様子を見てみましょう。

もしかしたらお腹が空いて泣いていたり、具合が悪くて泣いている場合も考えられます。思い当たる原因を探ることも忘れないようにし、もし異常がなさそうな場合は、夜泣きだと判断し、少し観察してみるようにしましょう。

泣いている原因がなければ放置してみる

夜泣きを放置すると一度決めても、多くの場合は我慢できずに泣いている子供を抱き上げてしまうでしょう。しかし、自分が一人で眠ることを覚える大切な時期でもありますので、特に泣いている原因が思い当たらない場合は、腹をくくって放置してみましょう。

赤ちゃんの睡眠サイクルは大人と比べると短いため、泣いたとしても異常がないと分かれば徐々に自分一人で眠れるようになります。「きっとそのうち泣きやむだろう」と考えて広い心を持ち、赤ちゃんを優しく見守ってあげましょう。