学資保険の満期は目的別に設定!中高の資金にもなる?税額の解説も - cocoiro(ココイロ) - Page 2

中学・高校の資金を学資保険でまかなうことはできる?

ここまでは大学進学のための資金準備を前提として、満期を説明をしてきました。それでは、中学・高校の進学資金として学資保険を活用することは可能なのでしょうか。

祝い金・進学学資金が設定できる商品も

学資保険の中には、保険料支払い期間中に「祝い金」や「進学学資金」が給付されるものもあります。これは主に中学・高校入学を想定し、数万円から数十万円程度の給付金が受け取れるものです。

ただし、このような商品でも、まとまった金額が給付されるのは大学入学から、在学中のタイミングとなります。大学入学前の給付金をメインとすることはできませんので、あくまでもおまけという前提で考えておきましょう。

また、祝い金も受け取り保険金総額に含まれます。祝い金が多い保険はその分、後から受け取る金額が少なくなるということになります。

参考
学資保険の特長 学資保険のことなら学資金準備スクエア|ソニー生命保険

中学・高校進学を目指す学資保険を別立てで契約も可能

「こども共済」など一部では、中学・高校進学のための学資保険という商品も取り扱っています。

満期(受け取り総額300万円) 返戻率(養育年金あり) 返戻率(養育年金なし)
15歳(中学プラン) 96.6% 101.4%
18歳(高校プラン) 94.3% 101.9%

(参照元:こども共済 資料請求はこちらから|JA共済

こども共済の学資保険では、中学・高校プランともに養育年金のある、なしを選べます。養育年金をつけると返戻率が下がりますが、親が死亡した場合に毎年子供に給付金が支払われるようになっています。

中学・高校進学のタイミングでそれなりにまとまった資金が必要になる家庭は、大学進学のための学資保険とは別立てで、このような保険を契約するのも安心材料になるかもしれません。ただし保険料の支払い額が高くなりますので、無理のない範囲で検討しましょう。