学資保険の満期は目的別に設定!中高の資金にもなる?税額の解説も - cocoiro(ココイロ)

学資保険というと、大学進学のための資金を確保することを目的に契約することが多いのではないでしょうか。しかし、受験時・入学時・進級時と、まとまった資金が必要になるシチュエーションはさまざまありそうです。学資保険の満期を目的に合わせて設定することで、より効果的な資金準備が可能になります。学資保険の満期について解説します。

学資保険の満期は受け取る目的別に設定しよう

まずは大学進学を前提として、一般的な3種類の満期について解説していきます。自分の家庭が当てはまるのはどのパターンか、考えてみてください。

17歳満期:子供が早生まれの場合

一部の学資保険では、満期を17歳に設定することができます。この保険は、主に早生まれの子供がいる親に選ばれています。

早生まれで浪人せずに進学した場合、18歳になるのが大学入学直前となることでしょう。18歳満期で契約すると、入学金や引越しなどでまとまったお金が出て行くタイミングに保険金の受け取りが間に合わないことも考えられます。余裕を持って保険金を受け取るためには17歳満期にしておくと安心です。

どうしてこちらを選んだかというと、子どもが3月生まれだということが、一番の理由です。たとえば、「18歳」での受取を選択した場合、学資金の支払が18歳の誕生日後に開始となり、その場合、子どもが高校卒業前に受け取れない可能性が高いと考えられたからです。やはり、学生生活の中で一番お金が必要となるのは、大学入学時だと思いましたので、高校卒業前に確実に受け取れるよう、「17歳」での受取が可能な保険を選びました。

30歳 女性

(引用元:受取時期 学資保険のことなら学資金準備スクエア|ソニー生命保険

18歳満期:大学入学時にまとまった金額が欲しい場合

子供が早生まれではなく、かつ大学入学時にまとまった金額を準備しておきたい場合は18歳満期を選択するといいでしょう。満期が過ぎれば、大学入学前でも保険料を受け取ることができますので、大学入学準備に資金を使うことも可能です。

21〜22歳満期:大学在学中に毎年学資金を受け取りたい場合

比較的、返戻率(へんれいりつ)が高いことが多いのが21〜22歳満期の保険です。これは、大学卒業時を満期に設定し、その前の数年間で保険金を分割して受け取るという契約です。保険会社が保険金を運用する期間がより長くなるため、返戻率がより良くなっています。

保険金をどうやって分割するかは商品によって異なりますが、4年間で均等に受け取るか、大学入学時に多めに受け取り、残りを3年間で分割するといったプランが多いようです。

返戻率が比較的高いソニー生命の学資保険では、この受け取り方法や金額をある程度柔軟に設定できるため、資金準備にこだわりのある家庭から支持されているようです。

親目線ではありますが、少しでも負担が掛からないようにすることが一番の理由です。私達の学生時代を振り返り、共通の想いとして、両親に負担を強いられていたのではないかと思うことがありました。そのため、私達の場合は、早めの準備とできる限り都合よく受け取ることができるようにしました。大学時に一括で受取といったプランも大変魅力的ですが、私達のライフプランからすると、中学・高校・大学とその都度の進学時期に、受け取ることが合っていました。また、中学・高校・大学の進学が、親が希望するものと異なった場合は、大変助かる一時金になると思ったのもありました。その逆として、進学の都度、あまり費用が掛からなければ、据え置きも可能であるということだったので、こちらのプランに決めました。

41歳 女性

(引用元:受取 (学資保険) 学資保険のことなら学資金準備スクエア|ソニー生命保険