学資保険に加入するタイミングはいつ?
子供の教育費を準備するために加入している人が多い学資保険ですが、いつごろ加入するのが良いタイミングなのでしょうか。
子供が7~9歳、親が60歳代で契約範囲外に?
学資保険は「子供がいるならどのタイミングでも加入ができる」という保険ではありません。子供や親の年齢によっては「契約範囲外」となり、「学資保険に入りたいのに、入れない!」という状況になってしまいます。
まず子供の年齢ですが、小学校に上がった7〜9歳くらいになると学資保険に加入ができなくなることがあるようです。また契約者となる親の場合は、年齢が60代前半までであれば加入ができるというケースが多いようです。どちらも保険会社によって制限のかかる年齢が違いますので、子供や親が何歳までなら加入できる保険なのか、よく確認しましょう。
妊娠中から入れる学資保険もある!
では、学資保険はいつから加入できるのでしょうか。最近では妊娠期間中から加入できる学資保険も増えてきているようです。妊娠中に学資保険へ加入する際は、妊娠の経過が順調なことが条件となっている場合が多く、出産予定日の140日前から契約ができるようになっています。万が一流産や死産となってしまった場合、契約は無効となり、払い込んだ保険料は払い戻しをしてもらえるそうです。
妊娠中に学資保険に入ることにはメリットがあります。子供が生まれた後は、目の前の子供の世話などほかにもやることが多くあり、保険商品の比較や検討、加入まで手が回らなくなってしまいがちです。妊娠期間中であれば、早めに何社かの商品をじっくり検討することができます。また、妊娠中に学資保険に加入すると、出産前に契約者である親が死亡してしまった場合にも、以後の保険料を払わなくても子供の学資金を準備できるメリットがあります。
「早い時期」に「短期」がお得
学資保険だけでなく保険商品全般にいえることですが、保険料の運用が長期間だと払戻金がより大きくなる可能性があります。そのため、子供が中学に上がる前までに積み立てを完了し、運用期間長くする学資保険が人気なようです。
ただ、短期間で積み立てるということは1回の積立額は当然高くなります。家計や収入の状況などを踏まえた上で、現実的に支払いが可能な積立額を設定した方が良いでしょう。
【保険会社別】学資保険に入れるタイミング
では、保険会社別に学資保険に加入できるタイミングについてご紹介します。
保険会社 | 商品 | 加入できるタイミング |
Aflac(アフラック) | 夢みるこどもの学資保険 | 出産予定の140日前から |
JA共済 | こども共済 | 出産予定の140日前から |
住友生命 | スミセイのこどもすくすく保険 | 出産予定の140日前から |
ソニー生命 | 学資金準備スクエア | 出産予定の140日前から |
損保ジャパン日本興亜ひまわり生命 | こども保険 | 出産予定の140日前から |
第一生命 | こども応援団 | 出産予定の140日前から |
太陽生命 | わくわくポッケ | 出産予定の140日前から |
日本生命 | ニッセイ学資保険 | 出産予定の140日前から |
フコク生命 | みらいのつばさ | 出産予定の140日前から |
三井住友海上 あいおい生命 |
LIFEこども保険 | 出産予定の140日前から |
明治安田生命 | つみたて学資 | 出産予定の140日前から |
参考
学資保険にはいつから加入するべきか?|学資保険まるわかり辞典