子供がそろばんを習い始めると、掛け算や割り算のあたりで混乱するケースが多いようです。「どうやってやるの? 」と困る子供を前にサポートしてあげたくなるのが親心です。今回の記事は、そろばんの割り算方法を簡単に説明します。解説動画もあわせて紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
もくじ
そろばん各部の名称
ブランクがあると忘れがちなのが、そろばんの各部分の名前です。割り算の計算を説明する際にも用いられますので、スムーズに理解するためにもおさらいしておきましょう。
定位点は複数ありますが、計算する時には、やりやすい場所にある1つを選びます。
(参照元:そろばんの基本|坂本そろばん教室)
割り算(除算)をする3つの方法
割り算をする3つの方法
そろばんで割り算をする方法は、以下の3つです。指導する先生やそろばん教室によって、やり方は異なるので注意してください。
①定位法
割られる数と割る数を両方ともそろばんに置いて計算するやり方です。
割られる数と割る数がそろばん上にあるため、パッと見て分かりやすいのが特徴ですが、桁数が多くなると対応できないデメリットがあります。割る数が1桁の場合や慣れるまでは、定位法を用いても良いでしょう。
②片落とし
割られる数だけをそろばんに置いて計算するやり方です。割り算の場合は片落としで教えている教室が多いようです。
③両落とし
割られる数と割る数を両方ともそろばんに置かずに計算するやり方です。慣れると桁数が増えても素早く計算できたり、暗算に移行しやすかったりとメリットがありますが、難易度は高めです。
今回は、すべて②片落としの方法で説明していきます。