そろばんを使う効果とは?メリット・デメリットを一緒にご紹介

小学校入学前や小学校から、子供にそろばんを習わせるか検討されている親御さんもいるでしょう。そろばんを学ぶことで、さまざまな学習効果が生まれます。今回は、そろばんを習うことでのメリットやデメリットについてご紹介します。

そろばんの効果とは?主なメリット

集中力がつく

そろばんの検定試験では、決められた時間内に多くの問題を解かなければなりません。例えば、1級のかけ算では、6桁と5桁の問題を計算するために、100回以上の指先操作を行わなければなりません。計算中、九九を30回唱えながらそろばんをはじき、11桁の答えを導き出します。当然ですが、ミスは許されません。この問題を合計20問解くのが1級のかけ算試験。全体で2,000回以上そろばんをはじきます。ミスを許されない状況で、問題に向き合い解いていく集中力を磨くことができます。

情報の読解能力がつく

「情報化社会」とも言われる現代において、毎日大量な情報と私たちは接しています。そのなかから、必要な情報だけをすばやくキャッチして処理できる「読解能力」はとても重要です。そろばんのトレーニングにより、数字を正確かつスピーディに読み取り、右脳で処理をして、左脳で数字情報へと変換します。インプットとアウトプットを繰り返して、情報の読解能力や処理能力を鍛えることができます。そろばんだけでなく、他の勉強や社会に出ても役立つ能力です。

費用が安く、資格も取れる

そろばんは、他のスポーツや芸術などの習い事に比べると、比較的始める費用を安くおさえられます。スポーツ用具や楽器は、一式揃えるだけでそれなりの金額がかかります。ですが、そろばんであれば、そろばん本体とそろばん教室の月謝だけで始められます。東京都内でも、週3回、1回1時間で通っても月謝は6,000円程度。地域・教室によって違いがあるものの、4,000~12,000円の範囲です。高い月謝が必要となり、メンテナンス費用も発生してくるスポーツ用具や楽器に比べると、かなり費用をおさえられます。

また、そろばんは上達すれば、将来履歴書にも書ける資格を取得できます。例えば、日本珠算連盟は、日本商工会議所と共同で「珠算能力検定・暗算能力検定」を毎年行っています。進学や就職活動の履歴書に記入でき、資格としてアピールできるでしょう。

記憶力の向上

そろばんで行う暗算には、珠算式暗算と算数式暗算の2種類があります。違いは、右脳と左脳どちらを使うか。珠算式暗算は右脳を働かせて、答えのパターン記憶を行います。このトレーニングでは、直感的に長く記憶を留めることができます。東大生・京大生の8割がこのそろばんの経験者とも言われています。このように記憶力向上につなげられるのが、そろばんのメリットの一つです。また、右脳は、感情表現や芸術性、想像性、空間認知、ひらめきなどをつかさどっています。これらを鍛えることにもつながります。

自信につながる

そろばんは、子供の自信や自己肯定感を高める要因になります。そろばんを学ぶなかで、計算にかかる時間や正解数を記録するため、分かりやすく数値で自分の成長度合いを実感できるからです。「先週より速く解けた」「正答率が上がった」といった目に見える変化は、子供の自信につながります。