重陽の節句とは?昔から伝わる「菊の節句」の楽しみ方 ( 3 )

子供と出かける重陽の節句

気持ちのいい秋の気候を堪能するなら、子供と重陽の節句の行事に出かけるのもおすすめです。

上賀茂神社の烏相撲

京都の上賀茂神社では、「重陽神事・烏相撲(からすずもう)」が開催されます。前夜から菊の花にかぶせておいた「被せ綿(きせわた)」を神前に供え、烏相撲が行います。弓矢を手にした神官が境内の土俵に現れ、「カーカーカー」「コーコーコー」とからすの鳴きまねをした後、子供が相撲を取ります。

唐津くんち・長崎くんち

旧暦の9月9日は庶民の間では「おくんち」と呼ばれ、秋の収穫祭と合わせて祝われていました。その名残が、現在でも盛大に行われている唐津くんちと長崎くんちです。長崎くんちは豪華絢爛な奉納踊が有名で、毎年10月7、8、9日に行われます。迫力満点の曳山(ひきやま)の曳き込みが見どころの唐津くんちは、毎年11月2、3、4日に開催されています。

参考
長崎くんち |長崎伝統芸能振興会

唐津くんち|唐津観光協会

近くの山にハイキング

中国では、重陽の節句は登山やハイキングに出かけます。昔は天に近い山に登ることにより厄除けをする意味がありましたが、現在ではもっぱら秋の気候を楽しむためのイベントとなっています。子供と山へ出かけ、栗やサンシュユの赤い実など秋を発見するのも楽しいでしょう。

まとめ

菊の節句は楽しみ方も多く、このまま忘れ去られてしまうにはあまりに惜しい節句です。家族の行事に取り入れ、子供に日本の美しい秋の伝統を引き継いでいきましょう。

参考

重陽節|人民中国
後の雛のある風景|日本人形協会
9月9日 重陽の節句|京甲冑平安武久
9月9日・重陽の節句(菊の節句)の楽しみ方 |[暮らしの歳時記] All About
後の雛とは?重陽の節句にひな人形を飾る、大人の雛祭り|[暮らしの歳時記] All About
重陽の節句の行事|京甲冑平安武久
菊花茶の効能|健康茶の効能ガイド
専門医に聞け! Q&A ★不眠解消に「菊枕」|exciteニュース
ビタミン豊富! 常備菜にもなる食用菊レシピ2品|E・レシピ
【長月】 9のつく日に茄子をいただく| ゆたり
陰陽五行説|基本思想を3ステップでわかりやすく説明

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Sachiko

海外在住20余年、子育て・教育ライター。明治大学政治経済学部卒業。中国へ2年間留学。中国北京の日系広告会社で営業マネージャー。 結婚・出産後、北京で専業主婦。夫の転勤に同伴したフィジーで、アジアの女性のためのソーシャルグループ代表を務め、文化交流イベントを企画運営。2018年より、インド・デリー在住。ライターとして活動を始める。中国語HSK6級。TOEIC945点。中国生まれ、フィジー育ち、デリーで思春期を迎えた1人息子の母。 中国時代から共に過ごす老犬の介護中。