学資保険とは?人気商品のメリット・デメリットや代替金融商品を紹介

子供が生まれた時、周囲から「学資保険に入っておくといいよ」と言われた人もいるのではないでしょうか。学費の準備方法として人気のある学資保険ですが、どのような保険なのでしょうか。今一度、その概要と選び方をチェックしておきましょう。

学資保険とはどのような保険?

「保険」という名前はついていますが、学資保険はお金が戻ってこない、掛け捨ての保険ではありません。では、どのような仕組みになっているのでしょうか。

毎月一定金額を振り込む、貯蓄型の保険

学資保険の基本設計は、以下の通りです。

  • 毎月一定額の保険金を振り込む
  • 契約者に万が一のことがあった場合は以後の保険金払い込みが免除される
  • 満期がある
  • 満期を過ぎると振り込んだ保険金プラスアルファの金額を受け取ることができる
  • 特約を追加すると、払い込み額より受取額が少なくなることもある

これらの特徴から分かるように、学資保険はもしもの場合に備える「保険」と、まとまった金額が必要になるときまでに資金を増やす「貯蓄」の2つの側面を持つ保険商品です。

保険料払い込み免除の要件は保険会社によっても変わってきますので、契約前に確認しておくと良いでしょう。多くの保険会社では、契約者(親)の死亡や重度の身体障害などを条件としているようです。

満期時の受け取り金額によって保険料が変わる

貯められる期間が決まっている貯蓄として考えると当然ですが、満期時の受け取り金額をいくらにしたいかによって月々の保険料が変わってきます。受け取り金額は100万円や200万円などのキリのいい数字を設定することが多いようです。

ソニー生命の学資保険を例に見てみましょう。子供が満10歳までに保険料の払い込みを終了し、18歳で保険料の全額を受け取るプランで、200万円を受け取り金額として設定すると月額保険料は15,900円となります。300万円だと月額23,850円、100万円だと7,950円です。

こちらは親が1989年4月8日生まれ、子供を2019年4月8日生まれとして計算したときの保険料です。保険料は親子の年齢や保険料の払い込み期間によっても変化しますので、申し込み前に必ずシミュレーションで確認するようにしてください。

参考

学資保険のシミュレーション結果 学資金準備スクエア | ソニー生命保険

子供の誕生後すぐに契約することが多い

学資保険を販売する保険会社や代理店では、可能な限り子供が小さいうちに加入することを勧めるようです。学資保険には保険料払い込み期間が長く取られているものもあるので、満期までに払い終わることができる年齢である必要があることもあります。また、払い込みが終了した後に、保険会社にできるだけ長い期間預けることで受け取り額を増やすという狙いもあるようです。

先ほど試算したソニー生命では、満10歳までに保険料の払い込みを終了し、18歳で保険料の全額を受け取るプランで、200万円を受け取り金額として設定した場合をご紹介しました。加入時に子供が2019年4月8日生まれ(0歳)の場合、保険料は月額15,900円でした。

1歳だと17,980円、2歳で20,580円、3歳だと23,690円というように、子供の年齢が上がると保険料がどんどん高額になっていきます。一度加入した後保険料は変化しませんので、子供が小さいうちに加入したほうが家計の負担が少ないことがわかります。

一般生命保険なので節税にも

生命保険や医療保険は収入から一定額が控除されるということは知っている人も多いかのではないでしょうか。現在加入できる控除対象の保険は「一般生命保険」「介護医療保険」「個人年金」に分かれます。学資保険はこの中の一般生命保険に該当しますので、年末調整や確定申告の際に控除をすることができます。