勉強のゴールデンタイムとは?
小学生の頃、親や先生から、「夏休みには午前中に勉強しましょう」と言われたことありませんか? 夏は暑いから涼しいうちに勉強しようという意味もありますが、そこには勉強がはかどる時間帯という、秘密のゴールデンルールが隠されていたのです。他にも、勉強の効率がアップする時間帯について詳しく説明しましょう。
起床後3時間は脳が効率よく働く?
脳科学者によると、起床後3時間は脳が最も効率的に働くゴールデンタイムであるそうです。なぜかというと、睡眠中に前日の記憶が整理され、脳がクリアになっているからです。思考力や集中力が発揮しやすい起床後3時間は、最も勉強がはかどる時間帯といえます。
夕方の空腹時は集中力アップ
学校から帰宅後は一番お腹が空いているときかもしれません。空腹時というのは、脳が活性化し記憶力や集中力が高まりやすいときです。この時間帯も、実は勉強に向いています。帰宅後、疲れているからとダラダラしがちですが、この時間帯を利用して、勉強を効率的に行いましょう。
夜は暗記系科目の勉強を!
夜は、一日活動してきたいろんな情報が脳の中に未整理のまま蓄積されていますので、この時間帯に創造性を発揮することは難しいといわれています。しかし、暗記するには最適な時間です。その日暗記したものを睡眠中に脳が整理し、定着させてくれるためです。だからといって、睡眠時間を削ることは逆効果ですが、寝る前に暗記系科目の問題に取り組むことで、記憶力がアップする効果が期待できます。