季節が変わり衣替えをするたびに『着れない洋服』がたくさん出てくる……そんな経験を子育て中のお母さんは必ず味わうものです。「去年買ったばかりなのに」「これ、かわいくて気に入ってたのに」などと思いながらも、着れないのであれば何かしら処分の方法を考えなくてはいけません。
ママ友同士でお下がりをあげたりもらったりしたことがある人は多いはずですが、なかにはもらっても嬉しくなかったり、あげたけど喜んでもらえてなかったということもあるようです。
この記事では洋服のお下がりについてのマナーをご紹介します。お互いに嫌な気持ちにならないような処分の方法もご紹介しますので、ぜひご参考にしてください。
もくじ
お下がりがいらない原因
「こんなお下がりいらない!」と思われてしまうのには原因があります。ここでは3つの原因をご紹介しましょう。どれか当てはまっているものはありませんか?
汚れや破れがある
お下がりは本来嬉しいものです。毎年買い替えなくてはいけない洋服代が節約できるのですから、良い状態でもらえるのなら嬉しいのですが……。いくらお下がりだからといってあまりにも汚いもの・破れたりほつれたりしているものはもらった方としては少々迷惑に感じます。
情報サイト『ママテナ』の調査によると、『約7割の人が服の状態やブランド次第では、おさがりを「迷惑」と考えている』という結果が出ています。保育園の洗い替えなど、汚れて構わないものは別ですが、普段着る洋服があまりにも汚れていたり破れていたりしては少々恥ずかしいものです。
また、小さい子供の場合は『名前』もポイントです。見える場所にマジックで大きく名前が書いてあるものなどは、あまり喜ばれません。タグに名前を書く程度なら問題ないようですが、アイロンプリントで貼ってしまったり、刺繍してあったりするものは当然ながらNGです。
参考
おさがりは7割以上が迷惑?子ども服のおさがり事情 子どものファッション事情 |ママの知りたいが集まるアンテナ「ママテナ」
あまりにも安いものや高いものはいらない
もらう側として気を使ってしまうのがとても高価なもの。お互いに子育て中であればだいたいの価格というものは分かります。お下がりとしてもらっても「何かお返しをしなくてはいけないかな?」と相手に思わせてしまうような価格のものは控えた方がいいでしょう。
反対に、ファストファッションや激安店などの洋服も迷惑に思われてしまう傾向があります。
お互いに値段がある程度分かっている以上、高すぎるもの・安すぎるものはやりとりしない方がいいです。
量が多い
体が大きくなる時期の子供は、あっという間に洋服のサイズが変わります。そのため、着れなくなってしまった洋服がたくさん出てくることもあります。だからといってあまりにも大量の洋服をあげてしまうと、もらった側が困ってしまい、かえって迷惑になることが多いようです。
一枚一枚チェックするのも手間がかかりますし、収納場所がないというケースもあります。また洗濯をするにも、大量であればあるほど負担になります。あげる側は良かれと思っても、もらう側には迷惑と感じさせてしまう原因の一つといえるでしょう。