0歳児クラスの運動会!代表的な3つの競技をご紹介! - cocoiro(ココイロ) - Page 2

親子の気持ちが通じ合う親子競技

親子競技とは、文字にもある通り、親子で一緒に参加をする競技のことを言います。ここでは、親子競技の2つの競技について、具体的にご紹介します。

親も0歳児も楽しめる親子ダンス

親子ダンスとは、音楽に合わせて、0歳児と一緒にダンスをするものです。親子ダンスで流れる音楽は踊りやすいテンポのものが多く、リズムに合わせ、0歳児を抱っこしたり、ジャンプをしたりと、スキンシップを取りながら親子で簡単なダンスしていきます。親子ダンスの際に親は、子供を揺らし過ぎないことに気を配り、子供の手や足を動かしたり、あやしたりしながら親子で一緒にダンスを楽しむことが大切です。

また、ダンスの曲は、誰でも知っているようなポップスや童謡などを選ぶ保育園や幼稚園も多いようです。知っている曲やなじみのある曲であれば、親も安心して参加できるでしょう。まず、先立って親がダンスを楽しむことが先決。そうすれば運動会の場が楽しいものであるということを0歳児も認識できます。親が楽しむことが、子供の自然な笑顔を引き出すことにつながっていくのです。

普段の生活にも取り入れたい0歳児との親子体操

親子体操は、先生のかけ声に合わせて、0歳児と一緒に手をつないだり、おんぶや抱っこをしながら親子で簡単な体操をするものです。親は、子供の目をしっかりと見ながら先生のかけ声とともに0歳児に声をかけ、子供に安心感を与えながら体操を楽しみましょう。また、子供が自然と笑顔になり、楽しくなるよう、親もさまざまな表情を子供に見せることが大事。驚かせたり、おもしろがらせたりしながら、子供と一緒に親子体操を楽しんでいきましょう。

親子体操は、普段の生活にも取り入れていくことといいでしょう。子供の機嫌が良いときなどを見計らって生活の中に親子体操を積極的に取り入れていけば、親子ともに、日常を楽しむことができ、親子のスキンシップを取ることができます。

はいはい競技

0歳児クラスの運動会の競技して「はいはい競技」もよくあるものです。はいはい競技とは、1メートルや2メートルなどといった短い距離でスタート、ゴールを設定し、0歳児が「はいはい」でゴールを目指していくものです。

ここでは、はいはい競技の2つの競技について、具体的にご紹介します。

0歳児の個性が光るおもちゃを目指したはいはい競技

まず、一つ目は、おもちゃを目指してはいはいする競技です。はいはいを促すために、ゴール付近に0歳児の興味をひきそうなおもちゃを置き、そのおもちゃを目指して、0歳児が進んでいきます。

ゴール付近にキャラクターのぬいぐるみや音の出るおもちゃなど、さまざまなおもちゃを置くことで、0歳児それぞれの個性が出てきます。シートから脱線したり、おもちゃがあるゴールを通り越したりすることもあるでしょう。また、スタート付近から動かず、周りを見渡してキョロキョロとする子供もいるかもしれません。0歳児の見せてくれる行動は、大人の予想の範囲にないことが多く、大いに運動会は盛り上がり、会場を笑顔に包んでくれることでしょう。

0歳児の好奇心をくすぐる障害物を取り入れたはいはい競技

2つ目は、障害物を取り入れたはいはい競技です。スタートからゴールまでの間に小さな山や、子供が通り抜けられる大きさの丸い輪を用意して、簡単な障害物を設置します。はいはいで進む0歳児には、簡単な障害物でもまだまだ難しく感じられるものが多く、先生が横に立ち、0歳児が通り抜けるたびに、0歳児をサポートしていきます。

また、ゴールまでの間に障害物を置くことで、進んだ先には何があるのだろうと0歳児の好奇心をくすぐるものです。さまざまな感情や表情を引き出すこともできるでしょう。親は、ゴール付近で子供を待ち構えます。子供が戻ってきたら抱きしめてあげ、「頑張ったね」などと声をかけ、精いっぱいの愛情で我が子を迎えてあげましょう。