4歳向け
運動の得意な子も苦手な子も、運動会は思い切り楽しみたいイベントの1つです。苦手な競技があって運動会に参加することが不安になっているときなどは、楽しい絵本を一緒に読んで「運動会を楽しもう」と声をかけてあげるのも子供にとっては勇気につながります。
こぶたのブルトンあきはうんどうかい
こぶたのブルトンシリーズの第4弾がこの絵本です。秋の運動会におなじみのメンバーが登場していろいろな競技に挑戦します。そのハチャメチャな展開や大好きなオナラネタも登場するので、子供は楽しみながら読み進めることができます。主人公のブルトンだけではなく、イタチのアンドレやダルマのタカサキさんも大活躍! 運動会の楽しさが詰まった1冊です。
よーい、ドン!
とんぼのうんどうかい
ファンの多い、かこさとしさんの絵本シリーズです。
赤とんぼがモチーフで、運動会のお話で終わるのかと思いきや、帰り道にギャングこうもりに襲われてしまうという意外な展開が待っています。運動会で得た経験を生かして、赤とんぼたちがどう対抗するのか……ワクワクドキドキする1冊です。
5歳向け
幼稚園や保育園の運動会は今年が最後、来年からは小学生……5歳児は園生活の最後の運動会に気合いが入ります。ひらがなを読める子供も増えてくるので、親子で一緒に読んでみるのも楽しいひととき。そんな5歳児にオススメの絵本を2冊ご紹介します。
10ぴきのかえるのうんどうかい
10ぴきのかえるシリーズの第9弾にあたる絵本です。かわいらしいひょうたん沼のかえるたちが運動会に臨みます。
せっかくの運動会が悪天候に見舞われてしまって、年寄りカエルが竜巻で飛ばされてしまう……思いがけない展開に子供はハラハラさせられることでしょう。楽しみにしていた運動会が雨で延期になってしまったというときに、ぜひ親子で読んでみたい1冊です。
さかさことばでうんどうかい
上から読んでも下から読んでも同じ文になる「回文」。運動会をモチーフにした回文がたくさん出てくるので、声に出して読みたい絵本です。
「ぞうくん くうぞ」「いちい だれだ いちい」「できる やれば ねばれ やるきで」など、読んでいてなるほどと思わされる回文ばかり。文章もイラストもコミカルで、登場する動物達が実に個性的に描かれている1冊です。