七夕の由来や物語について子供に話そう
ここまで、七夕の由来や物語についてその起源や歴史を踏まえてご紹介しましたが、子供に説明するには少し難しい内容かもしれません。ここでは、子供たちの興味を保ちながら、七夕を親しんでもらうコツについて簡単にご紹介します。
飾り付けの工作をしながら
七夕が近づくと、ご自宅で短冊に願い事を書いたり七夕飾りを作ったりして過ごす方もいらっしゃることでしょう。七夕の由来や織姫と彦星の物語についてお話ししながら飾り付けをすれば、子供も興味を持ちやすいはずです。
星空をながめる
七夕は子供に星や宇宙に興味を持ってもらうチャンスです。星空を眺めながら、織姫がこと座の1等星・ベガであること、彦星がわし座の1等星・アルタイルであること、その間に天の川が横たわっていることなどを七夕の物語とともに説明できたら、子供にとって貴重な経験となるでしょう。
もちろん、天候や地域によっては星が全く見えないことも考えられますから、星図や図鑑、タブレットやスマートフォンのアプリなどを活用するのもおすすめです。
絵本や紙芝居を使う
就学前の子や小学校低学年の子には、絵本や紙芝居を使って七夕に親しんでもらうのが効果的です。七夕の絵本は、笹飾りの意味や七夕行事の由来について解説したものから、織姫と彦星の物語を描いたものなど、さまざまな種類が出版されています。子供の年齢や興味に合わせて選んであげてください。
おわりに
七夕の由来や七夕伝説のストーリーについて説明してきましたが、いかがだったでしょうか。保護者の方が七夕についての全体像を把握すると、子供に質問された際の答えにも深みが増すはずです。小学校高学年くらいになれば、ここでご紹介した内容もある程度理解できるようになってくるかもしれません。ぜひ、子供に七夕についてじっくりと語り聞かせてあげてください。
参考
七夕伝説の比較文化-中国、 日本、 韓国朝鮮、 ベトナムの比較-|ROSEリポジトリいばらき
7月7日は七夕!七夕の由来と願い事をする理由は?|All About