運動会のお弁当は、子供たちの大きな楽しみ。いつもの給食や通常のお弁当と違って、特別な日の特別感にわくわくすることでしょう。一方で忙しい現代の親にとっては、朝早くから何時間もかけて準備、とはいかないのも実状です。子供が喜び、かつ親が時間をかけずに作れる、簡単でおいしいお弁当のおかずには、どのようなものがあるのでしょうか。子供や親の意識調査の結果とともに、人気の時短レシピをご紹介します。
もくじ
運動会のお弁当、人気のおかずは?
【子供に人気】お弁当のおかずランキング
ミキハウス子育て総研の「weeklyゴーゴーリサーチ」が行った「お弁当事情調査」によると、子供が好きなお弁当のおかずは、次の3つが圧倒的上位を占めました。
- ハンバーグやからあげなどお肉類(55.2%)
- 卵焼きやゆで卵(54.1%)
- ハムやウィンナー(52.1%)
参考
Weeklyゴーゴーリサーチ(2018年)「お弁当事情調査」|Happy-Note.com
そのほか、バラつきはあるものの、果物、フライドポテトやコロッケなどの揚げ物が上位にランクインしました。変わったところでは、ガパオライス、生春巻きなどのエスニック料理の回答もあります。
【年代別】思い出に残る運動会のお弁当ランキング
では、大人たちの思い出に残るお弁当はどんなものなのでしょう。@niftyの「何でも調査団」では、年代別に好きな/好きだった運動会のお弁当メニューをアンケートしました。
(参照元:スポーツ・運動会についてのアンケート・ランキング レポート10(2012年)|@niftyニュース)
から揚げと卵焼きが上位にランクインするのは上記の調査と同様ですが、60代以上ではいなり寿司やのり巻きが突出し、総合ではおにぎりが第1位という結果に。おにぎりは昔から今に至るまで、日本のお弁当に欠かせない基本の定番メニューなのかもしれません。
時短料理、家族の意識と実態は?
料理の工夫トップ3は「節約」「栄養バランス」「時短」
マルハニチロ株式会社が2015年に行った「料理の工夫と時短調理に関する調査」によると、週に1日以上自宅で夕食を作る女性が日ごろ行っている料理の工夫として、次のように回答しました。
1位:材料費を抑える(46.2%)
2位:栄養バランスをとる(45.1%)
3位:調理時間を短くする(43.7%)
また時短料理に抱いているイメージを尋ねると、「楽しいと思う」「どちらかといえば楽しいと思う」が9割超。好きな人や義理の母に時短料理を出すことも「アリ」「どちらかといえばアリ」が7~8割と、ポジティブなイメージであることが分かりました。
時短料理と手抜き料理の違いは?
「時短料理と手抜き料理の違いはどのようなところか」という質問に対しては、次のような回答が上位となりました。
- 調理法を工夫するところ(たとえば、火の通りにくい野菜は電子レンジで加熱する)26.6%
- 材料を工夫するところ(たとえば、市販の冷凍食品や加工食品を利用する)18.3%
- 作る手順を工夫するところ(たとえば、レシピサイトを参考にする)17.0%
- 下ごしらえを工夫するところ(たとえば、市販の下ごしらえ済み食品を利用する)14.2%
調理法や食材を工夫して、効率良く調理の手間を省くことにポイントがあるようです。
参考
マルハニチロ株式会社(2015年)「料理の工夫と時短料理に関する調査」