アクティブ・ラーニングは、もともと大学で取り入れられていた方法です。大学ではとても好評でそれをもっと若い世代にも取り入れるべきという考えから、高校や中学、小学校でもアクティブ・ラーニングを取り入れようという動きがあます。当記事では小学生にアクティブ・ラーニングを取り入れるメリットをご紹介します。
もくじ
アクティブ・ラーニングとは
アクティブ・ラーニングは、学生が受け身ではなく自ら率先して学ぶことを目的とした学び方のことです。世の中は日々変化しているにも関わらず、教育カリキュラムは旧態依然としています。世の中が変わっているのに授業の在り方が昔のままでは、学生が社会に出る際に大きなミスマッチを感じるでしょう。大学卒業後、多くの人は社会に出ていきます。アクティブ・ラーニングは世の中の変化に合わせて即戦力となれる人材を育てるために取り入れられたのです。
自分から率先して学ぶ学習方法
今までの授業は小学校から大学まで受け身になって、先生が行う授業を聞いているだけでした。それでも積極的に学ぼうとする子はいますが、退屈な授業は興味を持てません。しかしテストがある以上勉強しないわけにもいかないので、仕方なく教材を眺めることになります。
アクティブ・ラーニングは、学生が自ら授業に参加して学びたいと思えるような内容です。教わるだけでなく、学生が率先してグループディスカッションをしたり、グループで課題に取り組んで発表したりという楽しめる授業がポイントです。
国際社会に進出できる人材育成を目標
アクティブ・ラーニングでは、生徒が率先して学んだり考えたりします。受け身ではなく自ら動くので、学び方を自然と身につけることができます。ある程度は自由に学べるので、創造性が養われるのもメリットです。
アクティブ・ラーニングは学生が積極的に取り組むことで、物事に動じず何かあったときも自分で対処する力が身につきます。授業内容も幅が広がるので、国際社会に進出できる人材を育成することも可能になっています。