不登校体験者の歌手が歌う歌
JERRYBEANS『果実』
滋賀県を拠点とした音楽バンド「ジェリービーンズ」のメンバーは、3人全員が不登校だった過去を持ちます。全国の学校を訪問し、自らの不登校の経験に関するトークと音楽による「講演ライブ」を展開しています。「しんどいときは休んでいい」「不登校の経験は無駄にならない」と、経験者だからこそ説得力を持って語ることができ、生徒たちからの共感を得ています。
ななみ『愛が叫んでる』
シンガーソングライターのななみは、中2のときに両親の離婚と学校でのいじめが重なり、不登校・ひきこもりになりました。その後音楽に希望を見出し、不登校から脱出しました。
ななみのデビュー作『愛が叫んでる』には、当時のつらい思いが凝縮されているようです。
折坂悠太『平成』
シンガーソングライターの折坂悠太は、父親の転勤で海外に2度在住しています。海外では学校に楽しく通えたにもかかわらず、日本に帰国すると不登校になりました。決まりごとでしばられている日本の学校の「形」に、どうしても合わせることができなかったと言います。
不登校だった当時のことを振り返って、折坂はこう語っています。
清水翔太『君が好き』
清水翔太さんは10代でデビューし、立て続けにヒット曲を生み出しました。晴れ晴れしい実績の反面、中学生のころには学校になじめず、ひきこもっていたことがあります。
彼の『君が好き』は不登校とは関係ありませんが、胸が熱くなるいい歌です。
光岡昌美『Hana』
一時期Mizcaとして活動していた光岡昌美さんも、10代のころ家に引きこもり、ひたすら詩を書いていた時期があります。明るい伸びやかな歌声からは想像もつきませんが、光岡が作詞した『Hana』を聞くと、そのころの苦しい思いが反映されているようです。
まとめ
音楽には人の心を明るくしたり前向きにする不思議な力があります。特定の曲が誰にでも同じ効果をもっているわけでなく、自分が好きな曲を聞いているときに効果が発揮されます。なので、今の自分の心に響く歌を探してみて下さい。
回復したと思ったら元に戻ってしまったり、子供も親も絶望的な気分になることがあります。子供と会話はできなくても、音楽なら気持ちが通じ合えることがあるかもしれません。子供が好きな曲を一度じっくりと聞いてみるのもいいでしょう。
参考
不登校や”うつ”の人に聞かせたい曲｜Yahoo知恵袋
命を救われた 「心の音楽」｜不登校で苦しんでいるお子さんに、自信と笑顔を取り戻すために親であるあなたにしかできない、サポート法とは？
歌に勇気づけられる｜明るい不登校生活♪
不登校のとき励まされた音楽たち｜ティーンズプレイス
不登校の人が聞くといい曲です。｜Yahoo知恵袋
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