幼稚園の卒園式で注意すべきポイント
卒園式は、幼稚園の行事の中でも特に厳粛なものですから、初めて参加する場合は戸惑ってしまう可能性があります。卒園式が近づくと、幼稚園から卒園式についてのお知らせが配布されるので、必ずチェックしましょう。卒園式で注意すべきことをご紹介します。
体調を整える
卒園式に万全の状態で臨めるよう、子供も親も体調を整えておきましょう。また、卒園式の時期は花粉症の症状が出やすい時期です。厳粛な式中にくしゃみやせきが出ないよう、できる限りの対策をしておきましょう。
下の子供が泣きだしたら
卒園式は1時間から1時間半かけて行われるため、2歳以下の子供がずっとおとなしくしていることは難しいでしょう。シールブックなど、音の出ないおもちゃを持参するなどの対策を施してください。
また、幼い子供を連れて卒園式に参加する時は、一番後ろの席や出口付近など、すぐに会場の外に出ることができる席に座りましょう。突然子供がぐずってしまったり、ハプニングが起きた時にはすみやかに席を立ち、会場の外に連れ出してください。両親そろって参加する場合や子供の祖父母と一緒に参加する場合は、下の子供の面倒を交替して見るようにして、子供の晴れ姿をしっかり見届けましょう。
カメラやビデオで撮影する場合
卒園式でカメラやビデオで撮影をする場合は、あらかじめ園で定められたルールに則って、マナーを守って撮影しましょう。特に指定がない場合は、自分の席から立ち上がらず撮影し、入退場時に子供に声をかけたりしないようにしてください。シャッター音は消しておき、厳粛な式典の妨げにならないようにしましょう。
また、卒園式中は、入退場時と卒園証書授与の時が撮影のチャンスです。子供のベストショットを撮り逃さないようにしましょう。卒園式では、幼稚園の門近くに「〇〇幼稚園 卒園式」といった立て看板が設置されます。ここで友達同士や親子で並んで撮影したり、お世話になった先生と記念撮影すると、忘れられない思い出になるでしょう。
私語を慎む
卒園式では、幼稚園生活の思い出を話したり、子供の成長を分かち合ったりしたくなるものです。しかし、卒園式は大切な式典なので、私語は慎みましょう。小声で話しているつもりでも、ホールなどの会場では意外と声が響きます。当たり前のことですが、周囲への気遣いを忘れないようにしましょう。
大人数で出席する場合
卒園式は、公民館や小学校の体育館などを借りて行われる場合もありますが、ほとんどの場合、幼稚園内のホールで行われます。幼稚園側は、あらかじめ人数を想定した上で座席の準備をしているので、大人数での出席を希望している場合は、事前に先生に確認しましょう。大人数で参加をした場合は、身内で座席を占領せず、両親のみ着席して他の人は後方に立つなど、他の保護者に配慮するようにしてください。
終わりに
卒園式は、子供にとって初めての人生の節目です。両親にとっても感慨深く感じるでしょう。子供にも両親にもたくさんの思い出がある幼稚園の卒園式は、幼稚園生活をしめくくる大切な一日です。事前に持ち物や服装を準備して、万全の体制で卒園式当日に臨みましょう。
参考
これだけは守りたい!卒業・入学親のマナー|All About
卒園式はいつ?当日の流れやマナー・持ち物まとめ【幼稚園・保育園】|ままのて
【2018年】幼稚園の卒園式はいつ?日程や服装・マナーを紹介|YOTSUBA
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