【小学高学年向き】自由研究アイデア
高学年の子供ができる自由研究のアイデアを紹介します。結果を予測したり自分の考えを入れたり、少しレベルアップした自由研究になるよう工夫してみましょう。
【実験】扇状地を作ってみよう
社会の授業で勉強する地形「扇状地」はどのようにできているのでしょうか?砂と水を使って家庭で扇状地を再現してみましょう。
用意するもの
- 砂 ※ホームセンターなどで買う場合は、砂のつぶがそろっていない、真砂土(まさつち)を選ぼう。
- 大きめのトレイ
- 水さし
- 水
- トレイの下にはさむもの ※タオルやかまぼこ板、雑誌(ざっし)など
(引用元:扇状地(せんじょうち)をつくってみよう|学研キッズネット)
■実験の方法
- トレイの片方のはしに砂を入れて砂山を作ります。
- トレイの下にタオルを入れて、砂山の方が高くなるようトレイを少し傾けます。
- 水で川の流れを表現します。山の上から少しずつゆっくり水をながします。
- 山の形の変化や、砂の流れかたなどを観察しましょう。水を強く流しすぎると、扇型にならないので注意が必要です。
参考
【観察】カタツムリの年輪調べ
公園や家の庭の日陰で見かけるカタツムリ。カタツムリの「から」について観察してみましょう。
用意するもの
- しいくケース
- えさとなる野菜(レタス、キャベツ、ニンジン)
(引用元:カタツムリの年輪調べ|学研キッズネット)
■観察のポイント
- カタツムリの大人と子供の違いは、からの口の形で見分けることができます。大人のカタツムリのからは、入口が外側に反り返っており、子供のカタツムリの入口は反っていないのが特徴です。
- カタツムリのからには、ふしのような線があります。その線から色が違って見えたりします。色が違って見えるのは、そのカタツムリが冬をこした印です。線の数がカタツムリが冬をこした数です。カタツムリは夏に生まれるので、線の数を数えるとカタツムリの大体の年齢がわかります。
参考
【工作】さとうの大けっしょう作り
氷ざとうを使った工作です。氷ざとうを砂糖水に入れておくと、どんどん大きくなるのを応用し、大きな砂糖の結晶を作ります。穴を開けたり火を使ったりする時は、保護者が必ず一緒に行いましょう。
用意するもの
- さとう(グラニューとう)水100mLあたり約250g
- 氷ざとう1かけら
- とう明なガラスびんまたはコップ(300mLくらい入るもので、熱いものを入れてもわれないもの。やわらかいふたのついたものがあればいちばんよい)
- 糸
- はさみ
- 千まい通し
- わりばしやつまようじ(氷ざとうをつるすためのもの)
- アルミホイル
- ミルクなべ(小さめのなべ)
- 軽量カップ
- はかり
- スプーンなどかきまぜるもの
※使う道具はすべてきれいにあらっておこう。
(引用元:さとうの大けっしょう作り|学研キッズネット)
実験の方法
- 氷ざとう1つを水で軽く洗い、糸を結びつけます。
- 1の氷ざとうに結びつけた糸のもう片方の端を、割り箸の真ん中あたりに結びつけます。フタのついたガラス瓶などを使う場合は、フタに穴を開けて糸を穴に通して吊るします。
- 水100mlとグラニュー糖250gをなべに入れ火にかけ、グラニュー糖がとけるまでかき混ぜます。(やけどをしないように注意しましょう。)
- グラニュー糖がとけたらガラス瓶に入れます。温度の急激な変化でガラス瓶が割れないよう、あらかじめガラス瓶を温めておきましょう。
- 氷ざとうを吊るしてすぐフタをします。フタがない場合はアルミホイルをフタの代わりに使います。
- 氷ざとうの大きさが変わっていく様子をカメラや絵などで記録します。
参考
【調べ学習】身の回りの「MADE IN ◯◯」について調べよう!
「MADE IN ○○」とは、その商品が作られた場所や国を表す英語表記です。身の回りにあるものが、どこで作られたのか調べてみましょう。
■方法
食料品や衣服など、家庭にあるもの「MADE IN ○○」の表記を調べます。どの国が多かったか調べたり、衣料品や電気製品などの種類によって分類したりしてみましょう。
■まとめ方
種類別に分け、どの国から多く輸入されているかなどを集計してランキングにしてみましょう。インターネットで、日本の貿易についての統計データと調べた結果を比べてみるのもおすすめです。
参考
【テーマNo.94】身の回りの「MADE IN ○○」について調べよう!|ベネッセ教育情報サイト