わがままを言う子供の対処方法
それでも子供はわがままを言います。そうなったとき親はどう対処すればいいかをご紹介します。
パパ、ママどちらかがフォロー役をする
わがままを言ってばかりでは、親も叱らざるを得ないことになります。しかしパパにもママにも叱られたら、子供は心のよりどころを失います。これでは子供は不安になり精神的にも不安定となり、わがままが悪化する可能性があります。できれば嫌われ役はやりたくないと考えてしまいますが、どちらかが叱ったらどちらかが子供をフォローする役をしましょう。こうすれば叱られても子供はよりどころがあるので安心できます。嫌われたくない場合は、フォロー役の人がなぜ叱ったのかもきちんと説明し、誤解を解いておくようにしてください。
きぜんとした態度で接する
子供はわがままを言って親の出方を見ていることがあります。自分が泣いたりわめいたりすれば親が折れて言うことを聞いてくれると学習してしまうと、どんどんエスカレートします。子供を優位に立たせないよう、どんなにわがままを言って親を困らせてもきぜんとした態度で接しましょう。どんなに泣いてもわめいても「ダメなものはダメ!」と子供に理解させないといけません。一度でも折れると子供は気をよくします。常にきぜんとした態度で接し、いいことと悪いことの区別をつけさせましょう。
我慢したことを褒める
もしも子供がわがままを我慢できたときは、褒めてあげましょう。わがままを聞くよりもはるかに子供のためになりますし、子供も我慢することを覚えられます。何度も繰り返していくと、わがままを言うより我慢する方がいいと学びます。
まとめ:子供のわがままには対処法がある
子供のわがままは、少しくらいならいいだろうと思いがちです。しかしその油断が子供をわがままにしてしまう理由になっていることは少なくありません。誰もがやってしまいがちなことですが、ちょっと意識を変えるだけで子供のわがままに対処できるようになります。すでにわがままになってしまった子供にも、根気よく取り組めば改善は可能です。