プールが原因の病気はどう防ぐ?
プール活動は屋外で行われるため、日焼け対策や病気への対策について大人がしっかりと理解する必要があります。シャワー消毒や家庭でできる対策をし、子供を病気から守ってあげましょう。
プール熱はシャワー消毒で防ぐ
プールの水を介して感染することが多いといわれているのが「プール熱」です。プールの水に含まれているウィルスが目や口に接触することで感染してしまうのです。対策としてはプールに入る前と後にしっかりとシャワーを浴び、目もしっかりと洗うようにするのがいいでしょう。他の子供とタオルの共用をすることは避け、手洗いやうがいなど、普段から消毒をするなどして菌の感染を防ぐようにしましょう。
日焼け止めはあらかじめ家庭で塗っておく
紫外線の影響を受けやすい子供ですが、プールの日はあらかじめ家で日焼け止めをたっぷりと子供に塗ってあげるようにしましょう。保育園の先生がすべての子供に日焼け止めを塗ることはまれですから、プールに入る日は自宅で体全体にたっぷりと日焼け止めを塗って、日焼け対策をしておきましょう。
プール活動の準備で気を付けること
子供のプールでは、あらかじめ水着やタオル、水泳バッグなどの準備をする必要があります。特に、以下の点について意識しながら準備をするようにしましょう。
水着は年齢に合ったものを用意する
デザインや種類もさまざまある水着ですが、水着を選ぶ際は、まずは子供の体格に合ったものを選ぶようにしましょう。また、着脱のしやすさやUVタイプのもの、乾きやすい素材など、機能面にも着目して水着を選ぶのがいいでしょう。
帽子やゴーグルの装着は保育園の方針によって異なる
プールといえば、帽子やゴーグルをつけるのが一般的ですが、装着の義務は保育園によって異なりますので、事前に確認するようにしましょう。帽子を買う際は、赤や黄色など、目立った色を選べば万が一の際も発見されやすく、事故防止にもつながります。
タオルやプール用品をいれるバッグを用意する
プール用のタオルを準備する際は、子供の身長や体格に合わせて、ラップタオルを用意するようにしましょう。スポーツタオルの場合は、サイズが小さいと体をふき取れない場合があります。
また、水泳バッグは水着とタオルが分けられる仕切り付きのファスナータイプや、ビニール素材などの水漏れのしないものを選ぶのがいいでしょう。バッグの底に靴やサンダルを入れるスペースがあるタイプは、家族で休日にプールに行く際など、さまざまなシーンで役立てることができます。