幼児教育・保育英語検定とは?取得のメリットや試験対策について紹介

小学校で英語教育がスタートするなど、近年、小学生だけでなく乳幼児期から英語教育を考える風潮が強くなってきています。小さいうちから英語に触れることで英語力が自然に定着する効果が期待されていますが、そんな中で需要が高まっているのが、保育士が英語を教えることのできる「幼児教育・保育英語検定」です。今回は、保育士の仕事のステップアップにもつながる幼児教育・保育英語検定についてご紹介します。

幼児教育・保育英語検定とは

グローバル化が進む中、英語教育がますます注目されるようになってきました。子供が小さいうちから英語に慣れ親しむことができるように、保育士が英語を教える動きも増えてきているといいます。そこで注目されているのが、幼児教育・保育英語検定です。

幼児教育・保育英語検定の意味 

幼児教育・保育英語検定は、一般社団法人幼児教育・保育英語検定協会が行っている民間の検定試験です。幼稚園や保育園などの幼児教育施設において、乳幼児との会話や園内での教育を通し、現場に必要な実用英語を使いながら子供の英語力を伸ばすことを目的としています。英検やTOEFLなどの一般的な英語検定とは違い、赤ちゃん言葉や幼児言葉を学び、実際に乳幼児と触れ合う現場で使える英語力を習得できるのが大きな特長です。

検定資格は5段階

園内教育から保育及び保護者との日常会話に必要な語学力など、検定内容は受検者が必要な学習を考慮した内容になっているため、楽しみながら知識を深める効果が期待できます。

入門レベルから責任者としての役割を果たすことができる専門レベルまで、資格区分は5段階になっており、英語力の向上を実感することができます。1級、准1級、2級、3級、4級と、それぞれレベルは異なりますが、中学初級レベルから大学上級レベルの英語力を身につけることができます。

幼児教育・保育英語検定は難しい?レベル・難易度について

幼児教育・保育英語検定は、学校で習わないような英単語が出題される上、リスニングは子供の話を聞きとる内容のため聞きとりが難しいといいます。難易度は高めなので、問題集でしっかりと受検対策を行う必要があるでしょう。それでは、各資格のレベルについて詳しくご紹介します。

3級・4級

4級のレベルは、中学校初級~中級程度の英語力です。リーディングのみのマークシート方式となっており、短い会話や案内表示などの英語についての質問となります。まずは4級から検定試験を受け、基本的な内容について理解するのがいいでしょう。

3級のレベルは、リーディングだけでなくリスニングも試験科目に加わり、中学卒業程度の英語力が必要になります。

1級・準1級・2級

2級のレベルは、高校中級から高校卒業程度の英語力となり、3級と比べて少し高くなります。試験内容はリーディングとリスニングですが、配点が高くなるため、1つでも間違うとその分点数が低くなってしまいます。

准1級のレベルは、大学中級程度の英語力となっており、リーディングとリスニングに加えてライティングの試験もあります。さらに1級になると、大学上級程度の英語力が必要となり、英語だけでなく幼児教育の知識も必要になります。

准1級と1級には、2次試験があり、「スピーキングパフォーマンス」と呼ばれるコミュニケーション力が問われる試験も加わります。知識だけでなく、実践教育として生かしたい方は、准1級~1級を目指すのがいいでしょう。