緑豆糕(古代からの端午の節句の菓子)
中国や台湾のお土産に多い「緑豆糕」、いわゆるパイナップルケーキは自宅でも作ることができます。
材料(9個分)
緑豆(ムングダール)150グラム
エバミルク200ml(少し多めでも)
砂糖40グラム
バター25グラム
(引用元:緑豆糕(古代からの端午の節句の菓子)|クックパッド)
レシピ
- 皮むき緑豆(ムングダール)を1時間水に浸す。
- 水を切ってエバミルクと混ぜ、炊飯器で炊く。
- 炊けたら30分間放置。
- 3をフードプロセッサーに入れ、さらに砂糖とバターを加えて混ぜる。
- ごく弱火で、鍋で混ぜながら水分を飛ばす。冷えると固くなるので、やりすぎに注意しましょう。
- 和菓子や月餅用、クッキーなどで型を取る。油をハケで塗るときれいに外せます。冷蔵庫で保存しましょう。
このお菓子は中国古代から端午の節句で作られていたお菓子。体にもいいお菓子です。地域によってはごま油を使いますが、バターで代用しています。味だけを楽しむのであれば、型を取る必要はありません。おすすめは月餅用の型です。
端午の節句。柏餅
圧力鍋を使えば、粒あんから小豆を作れます。工程数は多いですが、時間短縮につながります。
材料(10個分)
■ 粒あん
大納言小豆100g
甜菜グラニュー糖90g
水300cc
塩少々■ 生地
上新粉 200g
甜菜グラニュー糖60g
熱湯180cc
片栗粉 10g
柏の葉10枚
(引用元:端午の節句。柏餅|クックパッド)
レシピ
- 小豆を洗って茹で、あくを抜く。約3分間、沸騰させる。
- ざるに揚げて、圧力鍋に水を入れて落し蓋を入れてから、ふたを閉める。
- 30分間、圧力を高圧でかける。終わったら自然放置する。
- 甜菜グラニュー糖を徐々に入れて煮溶かし、塩で味を調える。
- あんの固さが適度になるまで、煮詰める。
- 生地を作る。ボールに上新粉を入れ、冷ましてから熱湯を入れて混ぜ合わせる。
- 耳たぶの柔らかさになるまで、水分が行き渡るようにこねる。
- 10個に切って平らにして、濡らしたふきんを敷いて蒸し器に並べる。
- 10分蒸す。
- ふきんごとこねて、一つにまとめる。熱いので注意。
- 氷水に11を入れる。
- 取り出して水溶き片栗粉を少しずつ入れ、弾力やツヤが出るまでこねる。
- 10等分に切って、小判型に伸ばす。
- あんを10等分に分け、丸めておく。小判型の生地にあんを乗せ、包んで合わせる。
- 柏の葉で包んで、蒸し器に並べて10分蒸す。
アツアツの生地をこねる際には、やけどに注意しましょう。
粽(ちまき)
材料(6本)
上新粉 180g
餅粉 20g
上白糖 60g
水 200ml
笹の葉 12枚
井草 6本
(引用元:ちまき|クックパッド)
レシピ
- 冷まし湯をたっぷり用意する。
- 笹の葉を水にさらして、井草を熱湯にくぐらせる。
- 蒸し器に水を入れて沸かす。
- ボールに上新粉・餅粉・上白糖を入れて、水と一緒にこねる。
- 湯の沸騰した蒸し器に、さらしを敷いて小分けして並べる。強火で15分蒸す。
- さらしごと取り出して、生地をなめからになるまで練る。
- 生地を冷まし湯に入れて冷ます。
- 6等分して、手に水をつけながら、再びこねて形を円錐形に整える。
- 笹の葉で包み、井草でしばってから、再度沸かした蒸し器で10分蒸す。
端午の節句とは
5月5日の「こどもの日」は、本来「端午の節句(たんごのせっく)」に由来しています。端午の節句は、1948年に国民の祝日の「こどもの日」として制定されました。端午の「端」は「はじめ」を意味しています。つまり、「端午」は5月初めの午(うま)の日を指しています。「午」の音が数字の5につながる、という理由で奈良時代ころから5月5日を端午の節句としてきました。
終わりに
伝統的なお菓子を手作りで子供たちに食べさせられると、伝統文化を伝えることにもつながります。家庭でできるレシピばかりなので、一度試してみてはいかがでしょうか。次の端午の節句が楽しみになりますね。
参考
端午の節句にちなんだ菓子を販売いたします。|虎屋
端午の節句と五月人形|一般社団法人日本人形協会
ちまき(粽)と端午の節句の関係|一般社団法人日本人形協会
【子どものおやつ】米粉鯉のぼりクッキー|クックパッド
5分で2種類!甘酒と野菜のブラマンジェ★|クックパッド
緑豆糕(古代からの端午の節句の菓子|クックパッド
端午の節句。柏餅|クックパッド
ちまき|クックパッド