500色色鉛筆とは?特徴や小学生にオススメの色鉛筆もご紹介 - cocoiro(ココイロ)

幼稚園や保育園ではクレヨンやクレパスが主流ですが、小学校にあがると色鉛筆を使用する機会が増えてきます。自宅でぬり絵をしたり、学校の宿題で絵を描いたりするときに使う色鉛筆ですが、今500色の色鉛筆が話題になっているのをご存じでしょうか?

通常、色鉛筆というと一般的に12色や24色などが販売されています。30色以上になると同じ赤や青でも濃淡が微妙に違う色やパステルカラーなどがあって驚きますが、500色というのは実にすごい取り組みだといえます。

この記事では話題の500色鉛筆についてご紹介します。また小学生にオススメの色鉛筆についてまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

500色色鉛筆(フェリシモ)について

500色の色鉛筆とは、1992年に兵庫県神戸市にある株式会社フェリシモが販売した商品です。絵手紙や大人のぬり絵の普及により、日本製で、しかも500色というとんでもない品揃えに人気が集まり、世界的にも有名な商品になっています。

毎月20色の色鉛筆が届く

500色色鉛筆の購入方法は独特です。

『月一セット』と名付けられ、毎月20色の色鉛筆が届くシステムになっています。価格は税別で2,600円、総額65,000円です。

各月ごとにテーマが決められており、どんなテーマの商品かは届くまでのお楽しみ。途中解約はできませんので購入の際は注意が必要です。

参考

500色の色えんぴつ TOKYO SEEDS | FELISSIMO – Home

鉛筆の素材を重視している

500色色鉛筆は、素材を重視していることでも評価されています。

色鉛筆の表面

テカリを抑えた艶消しの加工がされており、高級感のある仕上がりになっています。

色鉛筆の形状

色鉛筆本体は太めの四角形になっています。そのため机の上で転がるといったことがありません。

色鉛筆の素材

500色色鉛筆は純日本製です。芯は山梨県甲府市にある色芯工場で製造、木製のボディーは東京の老舗鉛筆メーカーで生産されています。

500色の色

500色の内訳は

  • 色相環360色のベーシックカラー
  • 蛍光・メタリック・ダーク・パステルなどのスペシャルカラー140色

で構成されています。

25ヶ月間幸せを受け取れる

フェリシモの500色色鉛筆は、一度に購入するのではなく、25ヶ月間つまり2年1ヶ月という月日をかけて揃えていくというコレクションシステムになっています。

毎月20色の色鉛筆とペンケース・情報カード・ペーパークラフトカードが届きます。

25セットあるテーマの中でどの色が届くのかは決まっていないので、毎月どんなセットが来るのか、ワクワクを25ヶ月間という長い間楽しむことができるのです。

色鉛筆における名前の一例

500色色鉛筆でユニークなのは、色のネーミングです。通常の色鉛筆のように『赤』『青』といった形式では500色もの色を表現することができません。

そのため独特なネーミングで500色の色分けをしています。

  • ため息のベール
  • ポンパドゥール夫人の笑顔
  • ムール貝のワイン蒸し
  • 3月3日ひなまつり
  • 温泉の湯けむり
  • 博多の辛子明太子
  • 勝利に酔う土佐犬
  • 傷心のティラミス
  • ゆでたてのさやえんどう
  • 八百屋さんの完熟トマト
  • エメラルドの都

ネーミングから色が想像できるものと、『これは何色なんだろう』と悩んでしまうものまで、非常にユニークなネーミングが特徴です。