子供が鉄棒で最初にぶち当たる壁……それが逆上がりではないでしょうか? 逆上がりがなかなかできないことで鉄棒に苦手意識を持ってしまう子供も少なくありません。
親がサポートしてあげるとき効果的な教え方ができれば、子供にも自信をつけてあげることができるはず。この記事では逆上がりの教え方や役に立つ道具をご紹介します。ぜひ子供と一緒にチャレンジして、逆上がりができるようになるための参考にしてください。
もくじ
逆上がりのコツ
逆上がりができるようになるためにはコツがあります。ここでは重要なポイントとなる逆上がりのコツを3つご紹介します。
最初に前足で地面を踏み込む
逆上がりの最初のコツは、前足で地面をしっかり踏み込むことです。この踏込の反発力を生かして身体を回転させるきっかけを作ります。ポイントは鉄棒の少し前に踏み込むこと。あまり手前で踏み込んでも足を振り上げる反発力が生まれません。
後ろの足を上に蹴る
逆上がりに必要なのは大きな遠心力です。前足を踏み込んだら、次に後ろの足を「上に」蹴り上げます。逆上がりのできない子供は、前方に蹴り上げることが多いのが特徴。これでは力が前に逃げてしまいます。
イメージとしては頭の上にあるボールを蹴るような感じ。どうしてもできない場合は、腰と足の付け根を支えて鉄棒に近いところで回してあげましょう。おしりを持ってしまうと足が前に伸びてしまうので、注意が必要です。
鉄棒に密着したままひじを曲げる
3つめのコツは鉄棒に「密着」したままひじを曲げることです。逆上がりのできない子供の練習を見ていると、足は蹴り上げられていてもひじがダランと伸びきってしまっていることがあります。蹴り上げた足の反動を生かして体を回すには、鉄棒に体が密着していないと回ることができません。
体が鉄棒から離れないようにするには、ひじを伸ばさないことがポイント。おへそを鉄棒にくっつけるイメージを持たせてあげてください。