何をしまう場所なのか、写真やアイコンで知らせる
お子さん用の収納スペースができたら、何をどこに置けばいいのかわかるように、しまうものの写真やイラストをつけておきましょう。写真の場合は、その物を写真にとって印刷し、テープで貼っておくだけでもとても分かりやすくなります。またこうすることによって、もしお子さんが間違えて片づけようとしてしまっても、写真を見て自分で正しい場所を理解することができ、お子さんの自立心を育てることにもつながります。
このように片づける物と場所をはっきりさせ、毎日繰り返し同じように動くことで、物にはそれぞれ決まっている場所があると理解していくことができるでしょう。
(参照元:幼稚園、保育園からヒントを得た子どもの身支度ロッカー収納術|北欧、暮らしの道具店)
片づけがきちんとできたらたくさん褒める
最後のポイントは、きちんと片づけできた時に褒めることです。大人は、子供が何かできなかった時に叱ることはよくするのですが、できた時に褒めることは意外とおろそかにしがちです。
お子さんが片づけを頑張ったら、大人はできたことを褒めるよう頑張ってみましょう。できれば“私”を主語にしたアイメッセージを使うと、より一層子供の心に響きます。「自分できれいにしてくれて、お母さんは嬉しいな」「〇〇ちゃんがお片付けしてくれると、お父さんは気持ちがいいよ」など、自分を主語にしてポジティブな気持ちを伝えてみましょう。そうすることでお子さんに自信がつき、お片づけをするのは楽しいと感じるでしょう。
まとめ
家の部屋の中が散らかっているとすぐに目につきますので、大人が感じるストレスも大きくなりやすいものです。他の家事もしなくちゃいけない中で子供が身の回りの物を散らかしていると「片づけなさい!」と怒ってしまいたくなりますが、もしかしたら子供に片づけしにくい理由があるのかもしれない、と考えてみましょう。
もしどうしても上手くいかない時には、幼稚園の先生に相談してみるのもいいでしょう。先生たちのアドバイスも取り入れながらご家庭で工夫していけば、お子さんの片づけも少しずつ上手になっていくはずです。
参考
子どもに「片付けなさい!」は無茶ぶり!?創造性・論理的思考・決断力をも養う「お片付け力」を育むには?|up to you
幼稚園、保育園からヒントを得た子どもの身支度ロッカー収納術|北欧、暮らしの道具店
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お手本は幼稚園のロッカー☆カラーボックスで幼稚園用品を収納!|LIMIA (リミア)