共働き家庭が夏休みを乗り切るヒント!おすすめの過ごし方4選 - cocoiro(ココイロ) - Page 2

ダイナミックに体を動かす

夏はアクティブに過ごしたい! という方はダイナミックに動くことができるフォレストアドベンチャーをおすすめします。

元はフランスで始まったアウトドアパークで、木の間をターザンのように飛んだり、宙に浮いた足場を渡ったりと、自然の森を活かした空間を体全体で楽しむことができます。普段はなかなか味わえない大自然の景色と、冒険に似たような体験の数々はきっとお子さんの記憶に長く残るでしょう。場所によっては身長90センチのお子さんから参加できますので、ぜひご家族で挑戦してみてください。

キャンプで家族と協力する

家にいるとつい大人がすべての家事をやってしまいがちですが、キャンプに出かけて役割分担することで、家族の大切さを感じる機会を作ることができます。

出かける前に家族会議を開いて誰がどんな役割を担当するか決めてみましょう。晩ご飯は何にするか、テントを立てて整えるのは誰がやるのか、大人も子供も一緒になってキャンプ生活を整えるのです。もしかしたら危なっかしくてつい口をはさみたくなる場面があるかもしれませんが、そこはぐっと我慢。お子さんが成長するチャンスととらえて見守りましょう。そして楽しく過ごせたら、お互いをたくさん褒めあってみてはいかがでしょうか。きっと家族のきずなが深まります。

生活リズムを保つためのポイント

週末は楽しいイベントで過ごせるからこそ、平日は毎日の生活リズムを守ることが大切です。そのためにどのようなことに気を付けたらいいのでしょうか。

寝る時間と起きる時間をしっかり守る

まずはいつも通りの睡眠時間を意識することです。夜はしっかり寝て体と脳を休ませ、朝は太陽の光を浴びましょう。

子供は夜寝ている間に脳を休ませているだけではなく、脳や体を成長させています。脳には海馬という記憶や空間学習に関わる部分があり、特に寝ている間に活動しています。どのような活動かというと、昼に体験したことを繰り返して再生することで知識として貯めているのです。つまり、昼間の経験や学びをしっかり定着させるためにも、夜たっぷり寝ることは必要だと言えます。

夏は楽しいことが多くてつい寝るのが遅くなりがちです。今日も明日も予定があるから、と寝るのが遅い日が続くうちに、だんだんと生活リズムが乱れていってしまいます。しかし夏休みは普段できない遊びや体験から新しいことを学ぶ機会でもあります。せっかくの体験をお子さんの学びとしてつなげるためにも、いつも以上に睡眠時間に気を配り、しっかり休む時間を確保しましょう。

十分な栄養を摂る

たっぷりの睡眠と同じように大切にしたいのはバランスの取れた栄養です。とはいえ、普段とは違ってお昼ご飯も含めた3度の食事を毎日完璧に作るのはとても大変です。そこでメリハリをつけて、特に大切な朝ごはんに気を配ることをお勧めします。

脳に必要なエネルギーはブドウ糖ですが、これは体内にためておくことができません。寝ている間にもエネルギーは使っていますので、実は起きた直後はブドウ糖が不足している状態になりがちなのです。エネルギーが足りなくては日中うまく活動することができません。だからこそ朝ごはんでしっかり栄養を取ることが大切なのです。

手の込んだ料理を毎日用意する余裕はなかなかないかと思いますので、まずはご飯と具だくさんのお味噌汁からでもいいでしょう。夏休みをチャンスととらえて朝ごはんをちゃんと食べることを意識してみてください。