共働きのご家庭でお子さんが幼稚園や小学校に通われていると、長い夏休みをどう乗り切るかお悩みの方も多いでしょう。大人たちはいつも通り働いているのに、子供だけ1か月以上もの長期休暇に入ってしまうのは、親たちを悩ませる大きな課題です。
もくじ
夏休みの対応に困る親が72.5%!
夏休みの対応に困っているご家庭は少なくありません。企業向けコンサルティングサービスを提供しているスリール株式会社が2018年に行ったアンケートによると、なんと小学生のパパ・ママの72.5%が「夏休み・春休みの対応が大変」と答えています。小学校入学前は保育園に預けていたというご家庭の場合は、それまでお子さんにも長期休みがなかったため、なおさら大変だと感じるのではないでしょうか。
いったいどうしたら長期休暇を乗り越えられるのか、今回は「子供と楽しむ」「生活リズムを保つ」「親と一緒にいられない時は」の3つのポイントに分けてご紹介します。
子供と楽しむ!夏休みのおすすめの過ごし方!
まずはお子さんと一緒に楽しむためのヒントです。夏休みといえば日記や作文などの宿題があります。そこで書くために何かイベントや思い出がいるでしょう。また大人としても、子供のせっかくの夏休みに、いつもはできないような特別なことをやりたくなるものです。週末やたまの休みなどの予定に困ったら、このような体験をしてみるのはいかがでしょうか?
お芝居を観に行く
ヨーロッパでは演劇は教育として多くの学校で取り入れられています。役を通して様々な立場を体験することで生きる練習になると考えられているのです。
しかし実は演劇を「する」だけではなく「見る」ことも非常にいい体験になるといわれています。
演劇を鑑賞すると、鑑賞者はその物語を通じて、感情が揺さぶられる。これは、日常で体験するコミュニケーション内でより、ダイナミックな感情の動きである。一方であくまでも疑似体験であるため、ある意味安全に様々な感情が抽象的に体験される。
(引用元:公益社団法人日本劇団協議会|「芸術団体における社会包摂活動の調査研究」報告書)
お芝居を見ることでいつもよりも大きく心を動かすことができる、というわけです。お芝居なんて見たことない……というご家庭も、夏休みに親子で一緒にお芝居デビューをして、登場人物の気持ちについて語り合ってみてはいかがでしょうか。お子さんの感情がより豊か動くきっかけになるかもしれません。
プログラミングを体験してみる
2020年から小学校でプログラミングが必修化される、というのをご存知でしょうか。うちの子がついていけるか心配……という方は夏休みに親子で一緒に挑戦してみてはいかがですか?
試しにプログラミングをやってみたいという方におすすめなのが、コーダー道場というものです。こちらは全国で展開している子どものためのプログラミング道場で、隔週や月ごとに開催されています。メンターと呼ばれる大人がサポートしてくれるのでプログラミング初心者でも安心して参加することができます。またいろいろな年齢の子供が、自分の作りたいものに取り組んでいる姿は刺激的で、自分も何か作りたい! と感じるチャンスになるでしょう。公式サイトで様々な場所の道場を紹介していますので、ぜひお近くの道場を探して遊びに行ってみてください。