夏休みの宿題が終わらない!そうならない為の3つの解決策 - cocoiro(ココイロ)

毎年「夏休みの宿題が終わらない」と子供が悲鳴を上げていませんか。最初のうちは口で注意していても次第にイライラしてしまい、「勝手にしなさい」と突き放してしまうこともあるでしょう。

夏休みが終わる間近になって追い込まれている子供を見て「どうして計画的にやらないのか」「あれほど言ったのに」と思っている人も多いでしょう。我が子が不真面目に育ってしまうのではないか、と思う前にちゃんと子供と向き合ってみましょう。

宿題を終えられない子供には大きく分けて3つの特徴があります。そしてそれに該当する子供は解決方法を知らないだけかもしれません。当記事では、宿題を終えられない子供を持つ親に向けて、親子で実践できる宿題を計画的に終わらせる方法を紹介します。

夏休みの宿題が終わらない子供の特徴

夏休みの宿題が終わらない子供には以下の3つの特徴があります。どれに当てはまるのか見極めましょう。

宿題を効率良く済ませる方法を知らない

効率良く宿題を終わらせられない子供は、先に苦手な教科や時間のかかるものから初めてしまってモチベーションを保てずにいる場合が多いです。一度やる気をなくしてしまうと再びエンジンがかかるまでに時間がかかり、そして始めるとすぐにやる気が下がるという悪循環に陥ってしまいます。この調子では何も宿題が終わっていないという焦りから、ますますマイナス思考になってしまいます。

また、宿題に取り組む場所が悪いために集中できていないという場合もあります。テレビやゲームの音やスマートフォンの着信音が耳に入る場所だと、どうしても集中力が長く続きません。

計画が立てられない、計画倒れをする

前半に一気に宿題を片付けようとして細かく計画を立ててしまうと、達成できなかったときに諦めてしまいやすくなります。そして計画を無視した状態で進めてしまい、最後に慌ててしまう状態が起こってしまいます。

最初に全体量を把握できず、後になって「あ、これもあった……」と追い込まれるタイプも計画が立てられない子供の特徴の1つです。出された宿題の量に対して無理のない計画を立てる方法を示してあげる必要があります。

遊びを優先してしまう

宿題をする習慣がない子供は遊びを優先してしまいます。このタイプの子供は「最後にまとめて済ませれば大丈夫」と思っており、結局間に合わないという場合が多いです。口で言っても全然言うことを聞かないので、習慣づけと同時に親のサポートが必要です。