作文の段落の書き方・変え方について解説!上手な段落構成の作り方 ( 2 )

構成を元にした段落の変え方

原稿用紙の使い方と併せて覚えていきたいのは、構成による段落の変え方です。作文は起承転結とよく言われますが、それ以外にも分け方があります。ここでは3つの方法についてご紹介します。

序論と本論、結論を書く

文章を序論・本論・結論の3つに分けて書く段落の変え方です。

【テーマが「趣味」の場合】

段落 主題との関係 文字数の割合
序論 テーマを示す 2割
本論 テーマを説明する具体例を挙げて、説得力のある内容にする 6割
結論 テーマが、自分の成長や将来にどのように影響するのかを書く 2割

参考
作文・構成のコツ〜作文が苦手な人でもサッと書けるようになる!|塾トビラ

全体を大きく3つに分け、それぞれどのような内容にするのか主題との関係性を考えて書きましょう。この方法は短めの作文を書くときにおすすめです。

起承転結に分けて書く

起承転結の4つに分けて書く区切り方です。

【テーマが「ボランティア」の場合】

段落 テーマとの関係 文字数の割合
起(第一段落) テーマについて説明 1割〜2割
承(第二段落) 具体例をあげて説明 3割〜4割
転(第三段落) テーマをさらに説明 3割〜4割
結(第四段落) 将来この経験をどう生かしたいのか、この経験を通してどのように成長したかを説明 1割〜2割

参考
作文・構成のコツ〜作文が苦手な人でもサッと書けるようになる!|塾トビラ

起承転結の方法は、テーマを深く掘り下げていくので、少し長めの文章を書くときにおすすめです。

4段落に分けて書く

3つめの区切り方は、4つの段落に分けて書く方法です。

立命館小学校国語教育アドバイザーで「作文の神様」として多くの著書を発表している岩下修氏は以下のように述べています。

作文を起こった出来事の時系列順や、『序論・本論・結論』という3段落構成で書く人も多いですが、岩下氏は作文の鉄則として4段落で書くことを推奨しています。基本的な構造は以下の4つです。

  • 「はじめ」…これから自分が書く内容を簡単に紹介する。
  • 「なか1」…テーマに関して何か一つのことを書く。
  • 「なか2」…テーマに関して何か一つのことを書く。
  • 「まとめ」…なか1・なか2を書く中で考えたことをまとめる。

このような分類により、頭の中の考えが整理され、文章を上手に書くことができるようになります。また、「新聞の投書欄で上手いと感じる作文はだいたい4段落になっている」と岩下氏はコメントしており、4段落作文は、日常の様々な場面で活用できるとも述べています。

(引用元:“作文の神様” 岩下修氏が「4段落」手法の作文テクニックを解説!『作文の神様が教える!目からウロコの作文マジック』|産経ニュース

この方法は文章の長短に関係なく使える区切り方です。起承転結よりも分かりやすい構成となっていますので、挑戦しやすいでしょう。