「逆上がり」と言えば、親世代の中でも苦労した思い出がある人は多いのではないでしょうか? 鉄棒を始めたとき、最初にぶつかる難関といっても過言ではありません。
子供が逆上がりの練習を始めたら、最適なアドバイスをしてサポートしてあげたいものです。なかなかできないと子供もくじけてしまい、最終的には鉄棒嫌いになってしまいます。
逆上がりは練習のコツをつかめば、簡単にできます。
当記事では、逆上がりのコツや効果的な練習の方法について紹介します。子供に成功体験を与えてあげられるよう、ぜひ参考にしてください。
もくじ
逆上がりで重要な5つのコツ
逆上がりができるようになるにはコツがあります。ここでは逆上がりで重要なコツを5つ紹介します。
早歩きで助走する
逆上がりは腕の力だけではできません。「助走、踏切、回転」の順番で行います。最初の助走にちょっとしたコツがあります。
「よーし、成功させるぞ!」と気合い十分に取り組むあまり、勢いよく助走し、最後に地面を蹴る踏み込みが強すぎて、身体が上に向かうスピードを落としてしまうことがよくあります。
「助走は早歩きか、軽いステップぐらいで十分。踏み込みよりも跳び上がりを意識させるために、最後の一歩は親が“ジャンプ!”と声を掛けましょう。」
(引用元:逆上がりができない!に“ダンゴ虫”運動&タオル練習がオススメ|いこーよ)
前足で地面を踏み込む
助走の後は踏み込みです。前足で踏み込むときには反発力を生かすために強めに踏み込みます。
地面に向かって強く前足で「ドン!」とすると、同じ大きさの力で上方向へ反発します。この反発力をいかしますよ!
大事なのは、鉄棒の少し前を「ドン!」です。前過ぎても後ろ過ぎても、ちょうどいい方向へ反発力が働きません。
(引用元:逆上がりのコツは3つ。逆上がりの教え方を聞いてきました。|なんでもない私の、ひとつひとつ。)
後ろ足で蹴り上げる
早歩きで助走し、力強く踏み込んだ後は後ろ足で蹴り上げます。このときにサポートをしてあげることがポイントです。「こうするとうまく回れる」という感覚をつかませてあげましょう。
今度は後ろ足を「えいっ!」と大きく回し蹴り上げます。
大きな遠心力を味方につけるならば、膝を伸ばして早く!
練習始めはここで、補助を。
お尻を持ち上げるのではなく、腰と足の付け根を持って鉄棒に近いところでグルっと回してあげるといいです。
(引用元:逆上がりのコツは3つ。逆上がりの教え方を聞いてきました。|なんでもない私の、ひとつひとつ。)
体を鉄棒にくっつける
練習のときにありがちなのが、肘が伸びてしまうことです。肘や腕が伸びてしまうと体を持ち上げることが難しくなるので、体を鉄棒にくっつけるようにしましょう。
身体が鉄棒から離れてしまうと、失敗してしまいます。子どもには「鉄棒をお腹に近づけて」「鉄棒を引っ張るようにして」とアドバイスしましょう。このときに活躍するのが、“ダンゴ虫”運動で鍛えた背中の筋肉です。
回転するときに大人が腰を支えて、補助してあげるのも効果的です。
(引用元:逆上がりができない!に“ダンゴ虫”運動&タオル練習がオススメ|いこーよ)
後ろを見ながら回転する
最後はいよいよ回転です。回転するときのポイントは後ろを見ることです。頭が下がることで回転しやすい体勢になります。
回転をスムーズにさせるコツ。「ジャンプ!」のかけ声で踏み切ったら、「後ろを見て!」と背後を見るように意識させましょう。すると自然に身体が逆さまになって、回転が促されるはずです。
(引用元:逆上がりができない!に“ダンゴ虫”運動&タオル練習がオススメ|いこーよ)