衣替えと我が家の収納、プロの視点と家族の協力でパワーアップ! - cocoiro(ココイロ)

毎年シーズンが入れ替わるごとに、頭を悩ませるのが衣替え。衣類はアイテム数も多ければ種類も数多くあります。家族の人数にしたがって量も増えがちで、収納の悩みを抱える人は多いものです。多くの家庭ではどんなことに悩んでいるのか? どこを改善すれば問題が解決するのか? プロの視点から家庭の収納の課題をあぶり出し、今年の衣替えこそ、すっきり収納を実現させましょう。

衣替え時の収納、悩みの実態

家庭では、衣替えや衣類の収納に関しどういった問題を抱えているのでしょうか。エステー株式会社が2014年に行った「服の収納・衣替えに関する調査」を見てみましょう。20~50代の既婚女性400名を対象に行ったアンケートです。

衣類の収納は55%の主婦の悩みのタネ

(参照元:主婦の約半数が衣類を出しっぱなしに!「服の収納・衣替えの実態調査」を実施|エステー

普段の衣類収納については、「収納せずに部屋にそのまま置いてある衣類がある」44.3%、「いつも衣類で部屋が散らかっている」2.8%と、半数近くの主婦が衣類を片付けられていない実情が明らかになりました。

衣類収納の満足度についても、過半数が「満足していない」と回答。多くの主婦が衣類の収納に頭を悩ませている現状が見えてきます。

収納スペース不足に満を感じる

(参照元:主婦の約半数が衣類を出しっぱなしに!「服の収納・衣替えの実態調査」を実施|エステー

衣類収納に不満を感じる点について尋ねると、第1位は「全体的に収納スペースが足りない」という結果に。75.1%の主婦が回答し、2位の「衣類を出し入れしにくい」44.8%を大きく引き離しています。収納スペースに対して多すぎる衣類の量に、ストレスを感じているようです。

家族みんなで衣替えすると満足度がアップ

(参照元:主婦の約半数が衣類を出しっぱなしに!「服の収納・衣替えの実態調査」を実施|エステー

不満を感じる点の第3位にランクインしたのが、「家族が自分で収納してくれない」の41.2%です。衣替えを誰がするのか聞いたところ、72.3%の主婦がひとりで衣替えを行っている現状が明らかになりました。

しかしながら衣替えが「好きではない」「どちらかといえば好きではない」と答える主婦は62.7%。そのうちの6割以上が「衣類収納が苦手」と感じています。

一方、家族が衣替えに参加する家庭では、衣類収納の満足度が大幅アップ。ひとりで衣替えを行う主婦では「とても満足」「やや満足」が21.1%なのに対し、家族と一緒に衣替えをする主婦では33.3%と、約1.6倍になりました。

(参照元:主婦の約半数が衣類を出しっぱなしに!「服の収納・衣替えの実態調査」を実施|エステー