衣替えの時期を見計らうのは、とても難しいもの。衣替えの時期の判断材料となるのはまず気温。もうひとつは、まとまった日を確保できる休日の並びです。当記事では、衣替えの適切な時期やポイント、スケジュールの立て方についてご紹介します。ベストな時期を予測しながら、スケジュールを組んでみましょう。
もくじ
衣替えにベストなタイミングは?
衣替えは春と秋の年2回、季節の変わり目にするのが一般的ですが、おおよそどのくらいの時期がベストとされているのでしょうか。気温との関係から見ていきましょう。
目安は気温が20度になったら
衣替え時期は、「気温20度前後」が目安と言われています。
ライオン株式会社が2015年、秋の衣替えについて消費者の声と全国の気象データをもとに分析した結果によると、衣替えの意識が高まるタイミングには「最低気温20度」という「境界温度」があることが分かりました。気象情報を配信するウェザーニュースは、秋の衣替えの目安として「最高気温25度、最低気温20度」を提案。この温度を基準として、ライオンは2018年の「衣替え前線」マップ、ウェザーニュースは2017年の「衣替えMAP」をそれぞれ作成しています。
この2つの例は秋の衣替え時期の予測マップですが、同様に春の衣替えを考えると、「気温が20度を上回った時」が目安となりそうです。
参考
2018年の“衣替え前線”、東京は9月20日ごろ 残念な結果にしない夏物衣料の洗濯・収納方法|ライオン株式会社
夏物しまってOK 衣替え時期をエリア別に解説|weathernews
学校や会社での衣替え時期
学校や会社でも、気温の変化に合わせて衣替えが行われています。
学校の制服の衣替えは、春は6月1日、秋は10月1日が一般的。環境省が推進するクールビズ・ウォームビズは、2018年はそれぞれ、5月1日から9月30日までと11月1日から3月31日までの期間、実施されました。
会社などで男性が着用するスーツは、季節で種類が分かれています。夏用スーツと冬用スーツの違いは、第一に生地。夏用には通気性に優れたサマーウールや麻など、冬用には厚手のウールなどが使われます。
裏地にも違いがあります。夏用は背中部分の裏地を省いた「背抜き」、冬用はすべて裏地のついた「総裏」と呼ばれるものが主流です。
参考
平成30年度クールビズについて|環境省
平成30年度ウォームビズについて|環境省
季節によるスーツの違い! 夏用、冬用スーツの違いについて|ORIHICA