子供の成長を感じ、さらなる飛躍を願う入学式。普段のビジネススーツとは違った、晴れの式典に合う父親の服装マナーについて解説します。また、小物や服飾品にも気を配って、子供が自慢できる「かっこいいお父さん」になり、気持ち良くお祝いしましょう。
もくじ
入学式の父親の服装を選ぶときの4つの基本マナー
入学式で父親に求められる服装は、常識的で礼節をわきまえた正装または礼服です。入学式は、子供だけでなく、保護者にとっても、今後の学校生活で良好なお付き合いを築くことができるかどうかを左右する重要な行事です。そのため、父親として選ぶべき服装は、清潔感とさわやかさを兼ね備え、さらに親近感がなくてはなりません。
入学式で意識する父親の服装の基本マナーは以下の4点です。
マナー1 悪目立ちしない
入学式という短い時間では、外面でしか印象づけることはできません。よって、第一印象で好感を持たせるためには、一見して分かるような安っぽい服装や高級ブランドを身につけてしまうと悪目立ちしてしまい兼ねません。周囲と明らかに差をつけて目立つことを避け、服装や服飾品が周囲と合うよう心がけましょう。
マナー2 子供より目立たない服装を選ぶ
入学式の主役は、新入生である子供です。そのため両親は、子供よりも目立たない服装を選ぶべきです。しかし、カジュアルすぎる服装はいけません。子供がフォーマルな服装をする場合は、色柄を抑え、準フォーマルか略式礼装を選びます。主役である子供を引き立てるように心がけましょう。
マナー3 夫婦の格をそろえる
普段正装を着なれていない子供、場合によっては母親の服装を決めてから、父親の服装を選びましょう。そうすることで、家族として一体感のあるコーディネートができます。女性の服装は選択肢が多いので、色柄や素材などが家族で合うように心がけましょう。
マナー4 安っぽい素材や小物を避ける
入学式というおごそかな式典ですので、上品さに欠ける服装は避けましょう。値段の安い物は、それなりの素材で作られているため、見た目の「格」が下がり、良い印象を持たれません。初対面での印象は、長い学校生活に影響を与えることを踏まえて、フォーマルで上等な服装や服飾品を準備しましょう。