子供に人気のアンパンマン。主な声優は?人気の理由も解説 - cocoiro(ココイロ) - Page 3

ばいきんまん役 中尾隆聖

1988年からばいきんまんの声を担当しています。おなじみの「ハ~ヒフ~ヘホ~」のセリフは中尾隆聖さんのアドリブで、作者・やなせたかしさんから「セクシーな声」と称されたエピソードがあります。

ばいきんまんは、やなせたかしさん自身が「自分が演じたい」と言うほど愛着があるキャラクターで、すごいプレッシャーを感じたとインタビューで答えています。あのダミ声もバイキンマンのイメージに合わせて作ったとのことです。

悪役をときにコミカルに魅力的に演じることに定評があり、ほかに有名な出演には「ドラゴンボールZ」の悪役フリーザ役があります。

参考

戸田恵子&中尾隆聖がアンパンマン30周年に感慨。「30年前は30歳」と当時の写真も後悔!|映画 Movie Walker
中尾隆聖|アニメハック

ドキンちゃん役 冨永みーな

アンパンマンの作品ではロールパンナ役をしていましたが、第1390話からドキンちゃん役も担当することになりました。それ以外にも柳沢三千代さんが体調不良のときはカレーパンマンの代役も務めたこともあります。

このように複数のキャラクターを演じ分けることができる声優で、視聴者からも「気づかなかった」と評されることが多い実力の持ち主です。ほかにナレーターとしても活躍しており、「世界ウルルン滞在記」「どうぶつ奇想天外」などの人気番組にも携わっています。

参考

徳永みーなー俳協所属タレント|俳協

ジャムおじさん役 増岡弘

増岡弘さんもアンパンマンの放送開始1988年からジャムおじさんの声を担当しています。声優業以外にも役者として舞台活動も行っています。有名な主演アニメ作品には、「サザエさん」の二代目フグ田マスオ役、「ドラゴンボールZ」の二代目亀仙人役などです。

趣味は味噌作りで自宅には味噌樽が4、5個あるほど。きっかけは子供の喘息で、そこから最も大切なのは食事だと思い立ったといいます。

参考

[増岡弘さん]手作りみそで若々しい声|ヨミドクター
増岡弘ー俳協所属タレント|俳協

バタコさん役 佐久間レイ

1988年にはドキンちゃんの代役も務めました。有名な主演アニメ作品には「マイメロディ」の主人公マイメロディ役、「魔女の宅急便」の黒猫・ジジ役などがあります。シングルマザーの経験から、子育てや男女共同参画、人権などをテーマにした講演活動を行っています。Twitterやブログでは育児の微笑ましいエピソードが語られています。

参考

佐久間レイのプロフィール|gooニュース

チーズ役 山寺宏一

「七色の声を持つ男」と呼ばれ、さまざまな役どころを演じ分けられる広域の声が特徴の声優です。「ルパン三世」の銭形警部役、「新世紀エヴァンゲリオン」の加持リョウジ役などのアニメのほか、洋画の吹き替えで活躍しています。軽快なトークも魅力的で朝の番組のMCも務めていました。

数多くの出演作品があり多忙な山寺さんですが、めいけんチーズの収録は毎回必ず参加し、その都度声を吹き込んでいます。

参考

山寺宏一のアニメキャラ・最新情報まとめ|アニメイトタイムズ