読書感想文の書き方
読書感想文の書き方にはちょっとしたコツがあります。このコツを知っているのと知らないのとでは、文章の出来上がりや書く作業の負担が格段に違います。ここでは4つのポイントをご紹介します。
書き出しは読者に印象付けることを意識
読書感想文の書き出しは、読んでいる人に与える印象を大きく左右します。興味を引くような書き出しにすることが大切なポイントなのです。そのための書き出しとしては以下のような手法があります。
本の登場人物を紹介する
本のあらすじを紹介する
本を選んだ理由から紹介する
本に対する疑問から紹介する
印象に残った部分から紹介する
マイナスポイントから紹介する
思った結論から紹介する
疑問から書き始める
本のフレーズから紹介する
セリフから書き始める
どの手法も読み手にインパクトを与える書き出しですので、自分に合った書き出しの手法を探してみましょう。
2段落目ではあらすじを書く
各段落で何を書けばいいのか分からない場合は、文章を構成を作れば楽に書き進めることができます。2段落目ではあらすじを書くことをオススメします。
ママペディア運営者の江ノ島明人さんは、2段落目でのあらすじの書き方について以下のように述べています。
どんな本なのかを読み手に知らせることが目的ですが、中学生の場合、同時に自分の考えも述べていきます。それを主題として第三段落につなげていくのです。あらすじは字数を稼ぐことができるので、提出目的の中学生はここでがっつり文字数を稼ぎましょう。映画を見たのに何を書けば良いかわからない人は本のあらすじを参考にしましょう。
(引用元:中学生読書感想文の書き方を入賞作品から徹底分析!|塾を検索!スマホに窓口!塾トビラ)
後半ではテーマを掘り下げていく
後半で書きたい内容は、テーマとなる部分についての自分の考えです。どのように感じたのか、自分はどう考えるのかなどを掘り下げて書いていきます。この部分は読書感想文でもメインとなる部分です。字数的にも一番多くなるので、きっちりと書かなければいけません。書き出しで述べた部分の解説や説明といった形式をとると、比較的スムーズに書くことができます。
締めでは読んだ本から得たことを書く
締めの部分では、この本を読んだことで何を得たのかを書きます。作品から受けた影響や、これからのどう活かしていくか、具体的に書けるといいでしょう。
前述の江ノ島明人さんは、最終段落の書き方について以下のように述べています。
最終段落では、今まで述べてきたことをまとめますが第一段落と同じような内容を書くのはよくありません。内容は重複しないようくれぐれも注意してくださいね。宿題提出用の書き方は、単純にこの本を通してどう考えが変わったか、これからどう生きようかということを書けば問題ありません。説得力が必要になってきます。
(引用元:中学生読書感想文の書き方を入賞作品から徹底分析!|塾を検索!スマホに窓口!塾トビラ)