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中学生の読書感想文におすすめの本10選!書き方のコツもご紹介 - cocoiro(ココイロ)


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読書感想文は、子供の夏休みの宿題で最後に残ってしまう課題かもしれません。読書感想文が書けないのは、子供が苦手意識を持ってしまうから。「うまく書けない」「何を書いたらいいのか分からない」など、今までのマイナスの経験が積み重なり、「大変なものだ」という固定観念につながってしまっているのです。

今回は中学生の読書感想文におすすめの本10選と 読書感想文んの書き方に関する方法をまとめました。コツを抑えることで驚くほど簡単に上手な読書感想文が書けるようになります。ぜひ参考にしてください。

中学生の読書感想文におすすめの本10選

『アンネの日記』アンネ・フランク

1926年、ドイツ系ユダヤ人家庭の次女として生まれたアンネがナチスに囚われる前まで書き続けていた日記。

『西の魔女が死んだ』梨木香歩

中学に進んでまもなく、学校へ足が向かなくなった少女まいが西の魔女のもとで過ごすお話。
西の魔女とは大好きなおばあちゃんのことで、魔女修行を受けていく。

『星の王子さま』サン・テグジュペリ

砂漠に不時着した僕が、小さな自分の星を後にして地球にたどり着いた王子さまと出会う物語。

『坊ちゃん』夏目漱石

松山に赴任した教師の社会の不正に対する反骨精神を描いた1冊。

『こころ』夏目漱石

親友を裏切って恋人と結ばれるが、親友の自殺をきっかけに罪悪感を感じ自身も氏を選ぶ、明治の知識人の内面を描いた作品。

『バッテリー』あさのあつこ

誇り高天才ピッチャーの原田巧と大きな体を持つ永倉豪が最高のバッテリーを目指していく物語。

『ビルマの竪琴』竹山道雄

第二次世界池泉でのビルマが舞台、日本兵をモデルとした国境を超える人類愛への願いを込めた1冊。

『告白』湊かなえ

校内で起きた事故死が、実はクラス内に殺人犯がいるという担任の先生から告げられる。
犯人に対して復讐を仕掛けたと宣言して先生は去っていき、事件の全体像が浮き彫りにされていく。

『銀河鉄道の夜』宮沢賢治

孤独な少年序盤にが友人と銀河鉄道の旅をする物語。宮沢賢治の代表作の1つ。

『火花』又吉直樹

売れない芸人の徳永が天才肌の先輩芸人神谷に弟子入りをし、笑いとは何か、人間とは何かを描いた1冊。

読書感想文を書くために準備すべきこと

読書感想文を書くには、事前の準備が必要です。ここではスムーズに読書感想文を書くために必要な準備をご紹介します。

読書感想文の条件を確認する

読書感想文には学校から指定された条件があります。

課題図書か自由選択か
文字数はどのくらいか
ジャンルやテーマは決まっているか

など、書かなければいけない内容の確認が重要です。

書くために読む本を決める

読書感想文を書くには、対象となる本を決めなければいけません。

課題図書・ジャンルやテーマが決まっている場合

決まっているものがあるのなら、まずはその本を読んでしまいましょう。課題図書であれば、すぐに書店で入手することができますし、新刊でなければ図書館などで借りることもできます。

例えば『平和について』などとテーマが決められている場合は、図書館や書店でそのジャンルが並んでいるコーナーを探してみましょう。夏休みなどであれば、読書感想文に向いている本がピックアップされていることがあります。

自由選択の場合

自由に選択した本の感想文を書くのは、意外と難しいものです。何を選んでいいのか分からないというのが本当のところかもしれません。その際はいくつかの方法を試してみてください。

家にある本を探してみる:家族の読んだ本ならあらすじなどを聞くことができる
友だちや家族に紹介してもらう:おすすめの内容をあらかじめ教えてもらえる
興味のある分野の本を探す:自分の興味があれば楽しく読み進められる

それぞれメリットがありますが、課題図書よりも時間がかかる可能性があります。できるだけ早めに、どの本にするか決めてしまうことをオススメします。

選んだ本のあらすじや人物を読み取る

選んだ本を読み進める際に、次の2つの事柄については注意を払ってください。

あらすじ:まず一度さらっと読んでみて、あらすじと結末を把握する
登場人物:全ての登場人物のキャラクターを書き上げる

まったく意識せずに読んでしまうと、感想文を書くときに再度読み直すことになりがちです。最初に読む時点でこの2点については意識して読んでください。

本の内容で気になる部分に付箋を貼る

本を読んでいるときに、気になったところや感動したところなどは、あらかじめ付箋(ふせん)を貼っていきましょう。感想文のネタとして話を膨らませることができる部分になるので、このピックアップは非常に重要です。

物語を読んで気になった部分、つまり「何かを感じた・思い出した・連想した」部分は、読者であるあなたが「感じ」「想った」部分ですから、その本の中で「感」「想」を抱いた箇所というわけです。
特に意識すべきは・・
①「共感」を得た部分(自分の考えや感覚と同じ部分)
②「違和感」を感じた部分(自分の考えや感覚と違う部分)
③「発見」や「教訓」をえた部分(学びを得た部分)
です。

(引用元:読書感想文の書き方のコツ【中学生・高校生】図解 | 読書感想文の書き方