子供に良い教育環境を与えるため、小学校受験を検討している家庭もあると思います。今回は、東京学芸大学附属小金井小学校について、特徴や受験情報を紹介します。小学校受験は子供が主体的に動くのではなく、親の判断や価値観などで決められることもあり、多くの情報を知る必要がありますので、ぜひ参考にしてください。
もくじ
東京学芸大学附属小金井小学校とは?
東京学芸大学附属小金井小学校とは、その名の通り、東京都小金井市にある東京学芸大学附属の小学校です。
基本情報
東京学芸大学附属小金井小学校は東京都小金井市にあります。JR中央線武蔵小金井駅北口より徒歩15分のところにあり、学芸大東門前のバス停から徒歩5分です。
幼稚園から大学までの教育機関が隣接している学校法人で、男女共学・生徒数600人以上のマンモス校です。
年間行事
東京学芸大学附属小金井小学校の年間行事は以下のように行われています。
- 4月:始業式、入学式、離任式、1年生を迎える会、健康診断、全校授業参観、PTA総会
- 5月:1・2年遠足、5年一宇荘生活、安全教室
- 6月:4年一宇荘生活、開校記念日、水泳開始、3年至楽荘生活、実習オリエンテーション
- 7月:1学期終業式、水泳会、5・6年至楽荘生活、夏休み
- 8月:2学期始業式、全校引き取り訓練
- 9月:教育実習(基礎実習前期)、学校説明会、1・2年遠足、6年一宇荘生活
- 10月:教育実習(基礎実習後期)、なでしこ運動会
- 11月:低学年秋祭り
- 12月:社会科見学(3〜6年)、2学期終業式、冬休み
- 1月:3学期始業式、実習オリエンテーション、授業セミナー(公開授業研究会)
- 2月:教育実習(選択実習)、高学年スポーツ大会、先生と6年生のスポーツ大会
- 3月:6年生を送る会、卒業式、修了式
(引用元:小金井小の1年間|東京学芸大学附属小金井小学校)
このほかに音楽会・展覧会・研究発表会があり、3年周期で実施しています。
施設
東京学芸大学附属小金井小学校には以下の設備があります。
- 体育館
- 放送室
- プール
- 食堂
- 理科室
- 音楽室
- 家庭科室
- 図工室
- 図書室
特徴的なのは全教室に電子黒板が配備され、電子黒板を活用した授業が行われていることです。
学費
学費に関しては最も気になるところですが、ホームページ等にも詳しい金額は明記されていません。学校説明会などに参加することで詳細情報が得られるでしょう。
東京学芸大学附属小金井小学校の教育の特色
学校にはそれぞれ教育方針や目標に特徴があります。ここでは東京学芸大学附属小金井小学校の教育の特色についてご紹介します。
教育実習生が子供の学習をサポート
東京学芸大学は教員養成を主たる目的とした大学です。そのため大学3・4年生が毎年9〜10月と2月、各学級に数名ずつ配属されて教育実習を行います。学校インターンシップ、授業ボランティア、教育実習ワークショップ等で、多くの学生が来校し指導方法を学んでいます。
(引用元:本校の特色|東京学芸大学附属小金井小学校)
教員養成は充実した教育のための最重要課題です。大学までの一貫校のメリットを生かし、小学生のサポートを行っています。
科目ごとに授業研究している
本校は教科教育研究を大切にして授業研究に取り組んでいます。授業場面で一人一人の子ども固有の論理の展開と他者との出会い、対話、協働を大切にしています。そのために、授業を構成する学習環境を多面的にデザインし、子どもの思考の結び目とかかわり合いを媒介する「メディア」の働きに着目して研究を進めています。
(引用元:本校の特色|東京学芸大学附属小金井小学校)
研究目的を定めることで、教育の質を上げる自助努力が行われています。
郊外での自然学習で生きる力を育てる
80年近い長い歴史と伝統を受け継いでいるのが、第3〜6学年で実施される校外宿泊生活です。そのねらいは、豊かな自然の中で共同生活を行い、互いに支え合いながら、心身の成長や生きる力を育むことです。
(引用元:本校の特色|東京学芸大学附属小金井小学校)
年間行事にも組み込まれている一宇荘生活・至楽荘生活をとおして、通常の生活ではなかなか得ることのできない体験を子供達に提供しています。