削るときの注意点
鉛筆をカッターで削るときは、カッターの刃を使って上手に削ることが求められますが、子供が鉛筆を削る場合は、力の加減が分からなかったり、上手く削れないこともあるかもしれません。鉛筆を削る際は必ず親子で一緒に削るようにし、刃で手を傷つけないよう注意しましょう。また、鉛筆を削る手順においては、特に以下の点に気をつけ、未就学児の小さな子供は、子供用の手動式の鉛筆削りを活用する方法も考えてみましょう。
深く削ると芯が折れてしまう
鉛筆を削る際は、当然ながら力の加減によってはすぐに芯が折れてしまうことも考えられます。力を入れすぎてしまうと、芯にすぐに到達してしまいますので、浅く少しずつ削るようにし、状態を確かめながら削りましょう。
カッターの目切れやすさをあらかじめ確認する
鉛筆を削るカッターは、家庭にあるものでも大丈夫ですが、切れやすさを事前に確認するようにしましょう。もしカッターの刃がさびついている場合は、刃を交換するなどするのがいいでしょう。カッターの刃はステンレス材やセラミック製、炭素工具鋼と呼ばれるSK材などがありますが、SK材は金属の種類によっては錆びやすいという欠点がありますので、錆びが気になる方はステンレス材を選ぶのがおすすめです。
小さな子供は手動式や電動式を使って削る
小学校入学前の子供で、まだカッターの扱いが不安という場合は、手動式や電動式の鉛筆削りを使うのがおすすめです。電動式の場合は芯が鋭利になりすぎない無駄削り防止機能が付いているものや、安全機能が付いているタイプがいいでしょう。また、芯のとがり具合を選ぶことができたり、鉛筆の太さや芯の固さ、形状の違いにも対応できる鉛筆削りなら、小学校入学後も長く使うことができます。
ポケットシャープナーは鉛筆のいれ方に注意
ポケットシャープナーと呼ばれる、小型の鉛筆削りが、色鉛筆などの付属品として付いている場合がありますが、使い方を間違ってしまうと、鉛筆が折れてしまうこともあるようです。鉛筆は真っすぐにセットし、回しながら削るようにしましょう。また、手動タイプの鉛筆削りの場合でも、鉛筆が傾いてセットされてしまうと、仕上がりが十分でない場合もあります。使い方はしっかり守りましょう。
鉛筆は自分で削って楽しく使おう!
普段何気なく使っている鉛筆ですが、勉強したり、絵を描いたりと、さまざまなシーンで使われています。自分が使っている鉛筆を自分自身の手で削ることで、鉛筆に愛着がわき、長い間大切に使うことができます。鉛筆を削る際は、カッターなどの鋭利な刃物を利用するため、子供だけでなく、大人も注意が必要です。
今回紹介した鉛筆の削り方を参考に、鉛筆を削る習慣を身につけ、子供の学校生活の充実に役立ててみてはいかがでしょうか。電動タイプではなく、あえてカッターで鉛筆を削る方法を選択することで、子供の成長にも役立てることができます。
参考
鉛筆の削り方SOS|日本鉛筆工業協同組合
鉛筆の削り方!カッターで綺麗に仕上げるコツを誰でもできるよう解説 | とものニュース雑学.com
デッサンでの鉛筆の削り方|デッサンの道具
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