競輪選手になるための登竜門!日本競輪学校への入学法や学校生活は?

競輪選手になるための登竜門!日本競輪学校への入学法や学校生活は?

北九州の小倉で1948年、競輪の初めてのレースが行われました。また、2000年のシドニーオリンピックからは正式競技として採用され、日本を代表するスポーツのひとつになっています。男子選手のトップクラスになると年間獲得賞金は2億円を超えます。

そんな競輪選手になるための登竜門と言えるのが、日本競輪学校です。今回の記事では、競輪選手になるための登竜門である日本競輪学校の入学方法や学校生活をご紹介します。

競輪選手になるには?

競輪選手になるには、日本競輪学校に入学する必要があります。そこで、トレーニングを受けて国家資格である「競輪選手資格検定」を受験し、それに合格すれば競輪選手として競輪に出場できるようになります。

日本競輪学校に入学する

日本競輪学校は、1950年に競輪選手の再訓練場所として設立されたのが始まりです。翌年には、選手の養成を開始しており、1955年には、現在と同じ日本競輪学校という名前になっています。

日本競輪学校では、競輪選手として必要な知識や技術だけでなく、人格や良識を養成することを目指した教育に取り組んでいます。在学期間は1年間です。

そんな日本競輪学校に入学するには、17歳以上である必要があります。入学方法は2つあります。1つは、技能試験と適性試験がある一般入試。もう1つは、スポーツ競技における成績優秀者向けの特別試験です。

日本競輪学校の試験内容

一般入試では、技能試験と適性試験があります。技能試験は自転車競技経験者が対象で、適性試験は自転車競技未経験者を対象にしています。

技能試験の1次では、自転車の200mと1,000mのタイムトライアルがあります。一方、適性試験の1次では、垂直跳びと背筋力で自転車に対する運動能力を測ります。また、どちらも共通で、身体考査と人物考査(口頭試問、適性検査、作文など)が実施されます。

次に、特別試験はオリンピックや世界選手権競技大会などスポーツの大きな大会で優秀な成績を残した人物に限られます。試験内容は、身体考査と人物考査のみ。具体的に、人物考査は、口頭試問、適性検査(国語や算数などの基礎学力)、作文が試験科目です。

日本競輪学校の倍率

日本競輪学校の入学試験は、男女に分けて行われます。男性よりも女性の方が応募数が少ないので、合格率は高いですが、どちらも狭き門と言えます。

第117回生徒入学試験(男子)の結果は、最終合格率が20.5%で、その内訳として技能試験受験者は、23.5%。適性試験受験者は、5.4%です。受験者数370人に対して、最終合格者は70人です。また、第115回の最終合格率は21.7%、第113の最終合格率は22.2%です。

(参照元:日本競輪学校 第117回生徒入学試験合格者地区別一覧表

第116回生徒入学試験(女子)の結果は、最終合格率が52.6%で、その内訳として技能試験受験者は、62.5%。適性試験受験者は、35.7%です。受験者数39人に対して、最終合格者は20人です。また、第114回の最終合格率は44.4%、第112の最終合格率は35.6%です。

(参照元:日本競輪学校 第116回生徒入学試験合格者地区別一覧表

競輪選手資格検定に合格する

公益財団法人JKAが実施する、競輪選手として登録されるために必要な国家試験です。日本競輪学校の卒業直前に行われ、これに合格すると卒業できます。

また、合格すれば全国の選手会に登録することができ、ようやく競輪選手としてレースに出場できるようになるのです。