願書封筒の出し方
期日には余裕を持って出す
期限ギリギリに書類を提出すれば、印象も良くありません。推薦入試やAO入試では、書類到着の時期で進学の意欲を図られているかもしれません。期限の1~2週間前を目途に郵便局で郵送しましょう。
ちなみに、「◯月◯日消印有効」と願書の受付を表記していることもあります。「消印」とは、郵便局で受け取った証明をするために、郵便物に押す通信日付印のことです。つまり、10月1日当日消印有効であれば、10月1日までに郵便局の窓口で郵送して消印をもらえれば、大学への到着が10月2日以降であっても受理してもらえます。一方で「◯月◯日必着」と受付表記している場合は、消印に関わらず、その日中に大学に届かなければ受理してもらえません。
また、提出書類は郵送してしまうと手元に残るものがなく、何を書いたか忘れてしまいます。必ずコピーを取っておきましょう。大学側からの問い合わせの際や受験票と照らし合わせる際に便利です。また、推薦入試やAO入試では提出書類に基づいた面接を行うため、コピーして事前に目をとおしておきましょう。
「速達・簡易書留」で出すと安心
願書を出すには、速達および簡易書留で郵送すると安心です。速達とは、通常の配達より短期間で配達されることを言います。簡易書留は、郵便物の引受と配達を記録してくれます。追跡番号があるため、郵便物が今どこにあるのかを調べられます。また、配達時には必ず対面で渡してくれるため、確実に郵便物を送れます。
速達・簡易書留で出すには、郵便局の窓口に行きましょう。そこで、速達・簡易書留で郵送したい旨を伝えて料金を支払います。すると、領収証書と書留郵便物等受領証を手渡されます。受領証に記載のある番号をインターネット上の専用サイトで検索すれば、リアルタイムで郵便物の場所を調べることができます。速達は、通常の配送よりも速く配達してくれます。便利な速達・簡易書留ですが、直接窓口で申し込むことに注意しましょう。自宅周辺の窓口が何時まで空いているか、事前に確認しておくと安心です。