博報堂の広報室が、2017年に発表した「子育て家族の休日事情」調査によれば、子育て中の母親で自分だけの時間を作ることができるのはわずか3.5%であり、11%が休日を憂鬱に感じています。また、休日をアクティブに過ごす家庭は41.2%、のんびりと過ごす家庭は58.8%。父親は会社が休みでも、母親は忙しく休日を過ごしている家庭が多いようです。
そういった中で、幼稚園に通って頭を悩ませるのが、ママ友の存在。今回は、ママ友との付き合い方や過ごし方についてご紹介します。
もくじ
幼稚園のママ友との関係を良好に保つ心構えとコツ
「ママ友と仲良くする」は義務ではない
子供が幼稚園になじめるかも母親にとっては気になる点ですが、それ以上に「ママ友となじめない」と悩んでいる母親も多いのではないでしょうか。あいさつしてからの会話も、「必要以上にプライベートなことを聞くと失礼かも。でも、何を話したらいいの?」と話題作りに悩むはずです。
「2年、3年と通うなら、ママ友と仲良くしなきゃ」と焦りを感じているかもしれませんが、前提として「ママ友と仲良くする」ことは義務ではありません。適度な距離感を保っておくことも手段の一つです。
お母さんの声を引用します。
私もママ友できない時期があって「みんな仲よしだな」って思ってたけど。でも実際に輪の中に入ってみると、そうでもなかった(笑)。みんな子どものために仲のよさを装っているだけ。クラスが離れたら、あんまり話さなくなるし。もちろんママ友とのランチや遊びは楽しいけど、つきあいが深くなるとイヤな面も見えてくる
『なじめなくてもいいよ。仲よくなると人の悪口がはじまったり、ランチ会がひんぱんにあったりでめんどう。私は子どもの幼稚園時代、がんばりすぎて疲れた。小学校に入った今は、当時つきあっていたママたちとは距離をおくようにしているよ
(引用元:幼稚園ママたちになじめない。どうすれば仲よくなれるの?|mama*sta select)
その上で、ママ友と仲良くなりたいのであれば、子供同士の話題から話を切り出してはどうでしょうか。子供の話から、育児や家事の悩み相談をお互いにできていいかもしれません。ただ、相手のママが深い関わりを持ちたくない場合もあるため、距離感をうかがいながら話を進めましょう。