「貯められない」夫婦に朗報!共働き世帯の貯金額と貯金対策とは ( 2 )

なぜか貯金できない共働き世帯

経済的余裕があるため「買えてしまう」

「年収は高いのに、貯金ゼロ」になってしまう世帯があります。例えば、世帯年収800万円の世帯。月収60万円にもかかわらず、生活はギリギリで貯金できない家庭もあるようです。

その原因は、経済的余裕があるために「買えてしまう」こと。すべての項目に対して、必要以上にお金をかけてしまいがちです。「どうせ買うなら一般より少し良い、高いもの」をつい買ってしまうようです。また、年収800万円の夫婦は、ともに正社員であることが多いもの。安定した給料を将来的にも保証されていると、信じてしまいやすく、貯蓄のことを忘れて消費してしまうようです。

見栄を張る

先ほどの年収800万円世帯は、高額の住宅ローンも組みやすく、つい見栄を張って高い値段の住宅を買ってしまうこともあるようです。

見栄を張ることは、ほかの項目にも影響します。高級住宅地の生活水準に合わせて、高い車を買い、子供を私立学校に通わせ、高級なインテリア家具や家電、衣服にまで見栄を張れば、とても貯蓄に回す余裕はなくなってしまいます。

2014年の家計調査報告(家計収支編)によれば、年収800万円前後の所得層の1ヶ月の可処分所得は約47万円。そのうち生活費は約42万円。ほとんどが消費に消えて、将来の蓄えに回せずにいるようです。例え、年収が高くなかろうとも、周囲の目を気にして、見栄を張ってしまえば余計な出費で首が回らなくなってしまうでしょう。

余ったお金から貯金する

世帯の収入から、その月使ったお金を差し引き、余ったお金で貯金しようという考え方を夫婦で持っていると、なかなか貯金できません。その月によって、貯金額に波が生まれ、貯金が0円になってしまうこともあるでしょう。「まあ、いいか」とお金を使い、節約する意識もなくなってしまいます。前述のとおり「余裕があればあるほど使ってしまう」といった心理の働きやすい貯蓄方法です。

しっかり貯金していくための3ポイント

共働き 貯金

夫婦の現状把握

夫婦の貯蓄は、1人ですることではありません。片方が頑張って節約しても、もう片方が無駄遣いしては貯まるに貯まらないでしょう。当然、2人の関係にも影響が出てしまいます。夫婦でどういった将来のライフプランにしていきたいかを話し合いましょう。そして、そのためにいくら貯蓄を毎月しておく必要があるのかを計画します。

また、意外と夫婦同士の収支をお互いが把握していないこともあります。しっかりとお互いの収支状況を把握して、貯蓄計画に支障が出ないよう注意しておきましょう。「相手のことを信頼しているから、知らなくていい」と油断しないようにしたいものです。