【PTAの会長】どんなことをする?仕事の内容と選ばれる人の3か条 - cocoiro(ココイロ)

時折親を悩ませることもある、PTAの活動。そのトップであるPTAの会長はどんな活動をし、どんな人が選ばれるのでしょうか? トップを知ればPTAの実態も見えてくるはずです。当記事ではPTAの会長の仕事内容と、会長に選ばれやすい人の特徴を3つご紹介します。

PTAの会長の仕事内容は?どんなことをするの?

PTAは主に、より良い学校生活や教育を実現させるために活動しています。自分たちの意見を教育に反映していくことができるため、やりがいを感じるという人も多いでしょう。

しかしその反面、活動の頻度や内容によっては負担に感じてしまう人もいます。朝日新聞デジタルによるwebアンケート調査では2015年4月23日から5月7日の間に、「PTAについてどう思いますか?」という調査を行っています。

質問項目のうち、PTAのイメージについて聞いたものがあります。回答結果は以下のようになりました。

(引用元:どうする?PTA|朝日新聞DIGITAL

調査の結果、PTAに対して「面倒くさい・負担が大きい」というマイナスのイメージを持つ人が最も多い結果になりました。「楽しい、おもしろい」というイメージを抱いている人はその3分の1程度。PTAに対してマイナスのイメージを抱いている人が多いことが分かります。

そんなPTAのトップである会長になったら、いったいどのような仕事をすることになるのでしょうか? 今回はPTAの会長の仕事を8つご紹介します。

あいさつ関連

PTAの会長の主な仕事の一つに、各種イベントにおけるあいさつが挙げられます。それでは、PTAの会長はどのような場面であいさつをするのでしょうか?

(1)入学式や卒業式での祝辞

PTAの会長があいさつをする場面の一つに、入学式や卒業式での祝辞が挙げられます。あいさつをする学校は、自分の子供が実際に通っている学校の式だけに限りません。近隣の学校に来賓として招かれることもあるでしょう。

入学式や卒業式などは、3月または4月と時期が決まっています。しかし小学校と中学校では日程は異なり、また近隣の学校であっても日程が重なっていないこともあります。そのため式のシーズンにはあいさつのため、複数の学校に向かわなければいけないこともあるでしょう。

(2)イベントでの会長あいさつ

PTAの会長は運動会をはじめとした学校のイベントにおいても、あいさつや参加を求められることがあります。

学校行事は年間スケジュールが組まれているため、予定が決まっています。もしも仕事をしながらPTAの会長を担う場合は、あらかじめ職場に事情を話し、休暇を取得するなどの手配が必要となります。

(3)町内行事への参加

PTAの会長としてあいさつをする場は、小学校や中学校などの教育の場に限りません。地元の町内会の会合や老人会のイベントなどに呼ばれることもあるでしょう。

学校行事ほど大きくないイベントであっても、「会長から一言!」と、あいさつを求められることはあります。行事に呼ばれた際には、あいさつが必要かもしれないと念頭に置いておく必要があります。

(4)近隣学校行事への来賓参加

あいさつが必要とされるイベントは、自分の子供が通う学校だけではありません。入学式や卒業式と同様に、ほかの学校のイベントにも招待されることがあるでしょう。

中には来賓として参加するだけで、全体へのあいさつは必要とされない場合もあるかもしれません。しかしその場にはほかの会長や、各種学校の校長先生などが集まっています。所属しているPTAの代表として、あいさつ回りは必要です。