不登校の子供を持つ親の中には、経験や思いをブログにつづっている人がいます。子供の不登校という事態に接し、自分の価値観をもとに、本当に大切なものについて考え抜いた上でつづられる一言一言は、非常に深く重みがあります。ここでは、その中でも特に心に響くブログをご紹介します。
もくじ
不登校の子供を持つ親のブログ5選
「どれだけすごいかということ」いづみさんのブログ
いづみさんは、子供2人が不登校を経験しました。この記事は、息子がひきこもり、娘が不登校の真っ最中の時期に書かれたものです。
「本気になった」
本気で子どもを壊してでも学校へ行かせたいと
嵐の日々をすごし本気で子どもを動かすことはもうムリなんだと
虚無感に襲われ本気で旦那を憎み死ねばいいのにと思い
本気でどう考えても答えが見つからないことに
ぶつかり本気で自分の努力ではどうしようもないことが
この世にはあるんだと知り本気で孤独の中に身を置き
本気で私は子どもをこんなに愛してるということに気づき
本気で私の中には
愛されたいと願う柔らかくて壊れそうなものがあることに気づき本気で私はこんなにも愛されていたのだと…
学校へ行かない
それだけのことなのに
親は多くのものを手から離した(中略)
だって
「子どもが生きてれば、それだけで、いい」一度はそこまで行かなきゃならなかったから
生まれた日
無事に生まれてくれてありがとうと
胸に抱いた時の喜び
柔らかな小さな愛おしさ
命の輝きと重さを感じたもう一度そこまで帰らなきゃならなかったから
(引用元:どれだけすごいことかというと|どんな時も私は私の味方 いづみのブログ)