親がしてしまうNGな接し方
宿題をやらない子供に対して親がしてしまいがちな行動の中で、長い目で見ると子供にとって良くないことを3つご紹介します。
この3つの行為をしてしまっているのなら、そもそもどうして宿題をさせているのかを考えることをおすすめします。
宿題を終わらせることを優先する
宿題はしなければいけないものという思いが強いと、宿題を終わらせることを優先してしまいます。
宿題の内容が、子供のレベルに合致していて、宿題をすることで学校での学習が定着することが明確だったり、宿題をする目的がハッキリと共有できていたりするならいいでしょう。
ただ、宿題を終わらせることだけに焦点を当てて、レベルが合わない宿題を無理に子供にさせた結果、学校での勉強を嫌いになってしまっては本末転倒です。
怒る
宿題をしないと、「早く宿題しなさい」や「宿題をしないと遊ばせない」というように、子供をしかってしまいます。
怒ればそのときは宿題をするでしょう。しかし、逆に怒られなければ宿題をしなくなってしまいます。一度怒ってしまうと、宿題をさせるために毎回怒らなければいけなくなるのです。
また、怒られなければ宿題をしない習慣がついてしまうと、宿題は「やらされること」になってしまうので、自立して宿題をする習慣がつきません。
宿題をやらないお子さんへのアプローチ
宿題をやらない子供に対しては、どのように接したらいいのでしょうか? そもそも宿題のレベルが子供に合っているかの確認から含めて5つのアプローチをご紹介します。
宿題の内容が子どもに合っているかチェック!
まずは、一度子供の宿題を一緒にやってみることをおすすめします。時間が取れないという方もいかもしれませんが、宿題の内容を子供がどの程度理解しているかを知らないことには、どうアプローチするかは変わってくるものです。なんとか時間を取ってやってみることをおすすめします。
もし、宿題の内容が難しすぎる場合や簡単すぎる場合は、担任の先生に宿題の内容を変えてもらえないかや、範囲を限定できないかなどを相談した方がいいでしょう。