(3)子供の様子の共有
3つ目は、体調以外の子供の状態を共有することです。例えば「昨日は寝るのが遅く、昼間に眠くなるかもしれません」などと様子を共有しましょう。先生から「最初は眠そうでしたが、友達と遊び始めてからはすぐに元気になりました」などと返信をもらえるかもしれません。
(4)気をつけてほしいことを伝える
4つ目は、気を付けるべき情報を記入して伝えることです。たとえば早退させたいときや、お迎えに行く人が普段と異なるとき、お休みさせたい日があるときなどを記入するのです。
そのほかにも家での様子で気になる点がある場合は、先生に相談してみてもいいでしょう。「友達をたたいていないか」「おもちゃを投げてはいないか」など、気をつけてほしい点があれば伝えておけば注視してくれるでしょう。
(5)先生とのコミュニケーション
5つ目は、コミュニケーションにを取るための書き込みです。
例えば「帰り道にいつも先生の話をしています」、「幼稚園のすべり台が大好きなようです」など、ささいなことでもいいでしょう。何気ない話であっても、幼稚園を楽しんでいることが伝われば先生を喜ばせることができます。
また、保育や子育ての情報サイト「HoiClue(ほいくる)」を運営するキッズカラーの代表で元保育士の雨宮みなみさんは、産經新聞のwebサイト「THE SANKEI NEWS」のインタビューで連絡帳の使い方や保育士との関わり方について以下のように話しています。
「(育児で)できていないことを相談するのは気が引けることもあるかもしれないが、率直に現状を伝えると具体的なアドバイスが得られるのではないか。保育士と保護者が解決に向けて一緒に考える関係性を作れるので、どんどん聞いてほしい」
(引用元:保育園の連絡帳 隠さず率直に書いて気持ちよく|産經新聞 THE SANKEI NEWS)
幼稚園の場合も同様で、子育ての悩みやうまくいっていないことがあれば、率直に相談してもいいでしょう。家庭では見えない子供の姿を知ることで、より良い育児ができるようなヒントが得られるかもしれません。